gontaさんからの質問
Q.
貯蓄に対するモチベーションの持ち方を教えてください!

42歳。正社員の共働きで、4才と6才の子供がおります。現在は社宅扱いの賃貸住まいですが、数年後に出ていく可能性が高いです。私は家購入希望ですが、主人は購入する気がなく、貯金をするモチベーションが持てません。将来必要となる学費等は最低限ちゃんと用意したいと思っていますが、外食等、ついつい無駄遣いしてしまいます。貯蓄に対する心構えを教えていただけませんでしょうか。

特別ゲスト 風呂内亜矢先生の回答
A.
公立大学でも4年で200万円以上の学費がかかります。子供さんを大学まで行かせるつもりなら、今貯めておかないと大変なことに!!

お気持ち、大変分かります。実際に、立てやすい貯金目標2トップは、「結婚資金」と「家の購入」なんですね。その「家購入」がないとなると、モチベーションが持ちにくくなるのは当然です。

そこで、次なる貯蓄目標を見つけることが大事になってきますが、gontaさんの場合は子供さんがまだ4歳と6歳ですから、やはり「学費」がオススメですね。

というのも、子供さんを2人とも大学まで行かせたいと考えてらっしゃるのでしたら、この先、膨大な「学費」が必要になってくるからです。実は、目標などというのん気なレベルではなく、学費のための貯蓄は必須でもあります。なのに今あるお金を全部使っていると、近い将来家計は必ず火の車になることでしょう!

その根拠となる計算を、簡単にお伝えしますね。
子供を大学まで進学させた場合に、1人に対してかかる生涯学費は、約1000万円。ずっと公立でも約700万円、私立だと約2000万円もかかるのですよ! ご存知でした?

学費のうち、やはり一番比重を占めるのは、大学の学費です。公立大学ですと、4年間で約200万円。私立ですと、400万円。これはあくまで学費だけですから、もし遠方の大学に進んで一人暮らしをすることになれば、さらに仕送りという負担も増えてきます。

さてgontaさん一家の場合ですが、ご主人も同い年の42歳と推定させてもらうと、56〜58歳のときに、子供さんが2人とも大学に進学されている、という状態が発生します。つまり、この2年間は膨大な額のお金が必要になってくるはず。貯金なしでは、まず乗り切れないでしょう……。

余談ですが、食費なども含めると、子供一人には、生涯で約2〜3000万円のお金が必要になってくるんですよ。gontaさんのところは子供さんが2人いますから、かかるお金は、この2倍ということになります。

おそらく、今はまだ2人とも小さいので、学費もいりませんし、食べる量が少なく食費も少なくてすんでいるのではないかと思います。つまり、今が一番お金のかからない時期ゆえに、一番危機感が持ちづらい時期でもあるんです。だからといって、今あるお金を全部使ってしまって貯金をしていないと、恐ろしい時期がきます……。

でも反対に考えると、今が一番お金のかからない時期だけに、今が一番の貯めどきでもあるんです。「家購入」のようなインパクトはないかもしれませんが、「今しか学費を貯めるときはない!」をモチベーションに、ぜひ貯金を心がけられてください!

いかがですか?
風呂内先生の回答、ぜひご参考になさってください。

PROFILE
  • 風呂内 亜矢(ふろうちあや)1978年生まれ。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。宅地建物取引士。住宅ローンアドバイザー。大手電機関連会社に務めていた26歳のときに、マンンションを購入。それを機に、マンションの販売会社に転職。実体験を交えた分かりやすい説明が人気で、年間売り上げ1位の実績を上げた。2013年よりファイナンシャルプランナーとして独立。現在は、テレビやラジオ、雑誌、WEBサイトなどで情報を発信中。著書に『貯金80万円、独身の私にもできた! 自宅マンションを買って「お金の不安」に備える方法』(日本実業出版社)がある。 この人の回答一覧を見る
  • 山本 奈緒子1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『with』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る