井上荒野さんの『生皮』を読まなくては。指導者からのセクハラの罪深さ【真夜中の読書会】_img0
 

こんばんは。編集・川端です。
「真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室」、第105夜をお届けします。

今夜は私の今激推しの小説を勝手におすすめするコーナーです。

これはもう今年のベストブック入り間違いなしだと思っています。
今日の勝手に貸出カードは、井上荒野さんの『生皮 あるセクシャルハラスメントの光景』です。

小説講座の人気講師が受講生への性暴力で告発される物語です。指導者からのハラスメントはなぜ起こるのか、被害者の家族、そして加害者の家族はどう受け止めるのか……。

相次いで報道された有名監督による出演者への性暴力やセクハラのことを想起する方も多いと思います。これは読まれるべくして書かれた、今読むべき小説と思いました。井上荒野さんの新境地とも言える、渾身の一作です。

 


<今夜の勝手に貸出カード>


【第105夜】井上荒野さんの『生皮』を読まなくては。指導者からのセクハラの罪深さ
 


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<次回>
4月27日(水)22時配信予定

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撮影/塚田亮平

 


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井上荒野さんの『生皮』を読まなくては。指導者からのセクハラの罪深さ【真夜中の読書会】_img2