わたしってそんなふうに見えてるの? ワークショップで気づいた自分像
4つのワークを経験した参加者に、どんな変化が生まれたのでしょうか? ワークショップで気づいた自分の強みや、見えてきたパラレルキャリアの方向性を聞きました。
花子さん:飽き性な性格で、ライティングでも専門と言える分野がないのがコンプレックスでした。今回、「どんどん現状を変えていける人」「チャレンジャー」といった感想をもらって、飽きっぽいところも、新しいことへチャレンジする原動力になっていたんだなと気づけました。
これからは今の仕事と並行して、旅好きな方に向けて、大好きなアラスカなど知られざる海外の現地情報をSNSで発信してみたいです。それから、自然環境や動物保護のサポート活動も。人生の後半戦は、学びをアウトプットする方向にシフトしていきたいですね。
ミーさん:ずっと、好きなことを仕事にしたいと思っていました。アパレル、デザイン、美容とさまざまな業界で働き、転職回数が多いのに引け目を感じたことも。それも俯瞰してみると、「”誰かの美に貢献する”という共通点がある」と言ってもらって、道はつながっていたんだなと思えました。
これからやってみたいのは、日本の優れたコスメを海外に紹介したり、まだ日本に入ってきていない海外ブランドを日本に紹介すること。そしていつか、自分でショップを立ち上げるなど、コスメとの出会いの場をつくれたらいいなって、新たな夢ができました。
ユリさん:業務改善の提案は、自分がいいと思ったことをやってきただけで、“頼れるリーダー”に見えていたなんて、思ってもみませんでした。人前で意見を言うことも、もともとは苦手分野。苦手に取り組んで得意に変えられることこそが、スキルの一つなのかもと気づきました。
それから、皆さんのお話を聞いていて、私も海外旅行が好きで、特に食文化に関心があったことを思い出しました。新たなひきだしが開いたような、ワクワク感が湧いています。〔ミモレ編集室〕でライティングを勉強しつつ、これまで蓄積してきた旅情報をアウトプットしていきたいです。
普通の人生なんてない。
思い込みを外して、はじめの一歩を踏み出そう
紫乃ママ:年代も働き方もそれぞれだけれど、すでに自立的な人生を歩んでいる皆さん。みんな、「私の人生なんて大したことない。普通です」って言いますけど、”普通の人生”なんてないんです。自分で可能性を狭めてしまってはもったいないですよね。
まずは、ワークショップで見つけた3つのタグを使って「これができます」って名乗りを上げるところからはじめてみましょう。失敗したって大丈夫。軌道修正できるだけのリカバリー力は、これまでに十分養ってきているのだから、何度でもチャレンジすればいいんです。
それでもキャリアに迷ったときには、いつでもスナックに遊びに来てください。いくらでも話を聞きますよ。
ーーはじめは遠慮がちだった3人の顔が、キャリアの ”種” に気づくごとに、いきいきと輝いていく様子がとても印象的でした。私たちに足りないのは、スキルではなく自分に対しての適切な評価、そして自信なのかもしれません。
これからの人生、まだまだひと花もふた花も咲かせられる、ミドルエイジの私たち。堂々と胸を張って、新たなキャリアへ名乗りを上げましょう!
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