もともと辛口なファッションが好きだった人も、年齢を重ねると“甘い”アイテムが着たくなるときがあります。でも、いざ着てみたいなと思ったとき、着慣れていないので、どう着ていいかわからない! という悩みが……。
そこで今回は甘さも辛さも自在に取り入れたコーディネートに定評があるスタイリスト室井由美子さんに絶対に押さえておきたい着こなしのルールを教えてもらいました。このルール、もともと甘い服が好きな大人世代が“メルヘンおばさん”にならないための有効なので、ぜひチェックしてみてください。
室井さんのスタイリングを着るのは、ご自身の甘いディテールをさりげなく取り入れるのが上手なミモレ人気ブロガーの山根亜希子さんです。

 


関連記事
流行の『甘ブラウス』に合うのはデニムだけ? ワンパターンにならない着方のコツは?【レース、フリル、ボリューム袖】>>

ブロガー山根さんも注目の甘い服「セーラーカラー」。子供っぽくならない着こなしのコツは?>>


甘い柄を着るときにバレエシューズは避けてスニーカーかおじ靴に

 

ドット柄やギンガムチェックは、もともと辛口ファッション派で甘い柄初心者の方だけではなく、もともとお好きな方も着るときには少し注意が必要なアイテムだと思っています。というのも、もともとお好きな方は、ついつい甘さたっぷりで着がちだから。全身甘いコーディネートは、抜けがなく古臭く見えたり、ともすると老けて見えることも……。ここからご紹介するルールは、大人が着るときに“ちょうどいい”甘さに調整するためのポイントです。ぜひ甘い柄の初心者もベテランも参考にして見てください。

1.色は黒勝ちモノトーンに
2.甘い柄以外はスポーティorトラッドにする
3.髪はかっこよさ、女っぽさを意識

この3つを覚えておけば、甘い柄の甘さが過剰になることなくちょうどいいバランスで着ることができます。詳しい理由は下記でコーディネートとともに解説していきます。