ヘア&メイク長井かおりから、これまで「常識」「鉄則」としてお伝えしてきたメイクテクやコスメの選び方に変更と訂正のお知らせです。マスク時代を経て、変わっているんです!! たった1箇所、メイクを更新するだけで、今っぽく美しく仕上がる、メイクのコツをご紹介。今回は、アイパレットの使いこなし編です。


vol.9 アイシャドウパレット、買い換えずとも塗り方で季節感は出せます!

〔vol.9〕いつものアイシャドウ、塗り方を変えれば夏仕様に変えられます!_img0
 

上の写真は両方とも、すべて同じアイテムを使ってメイクをしています。違いは、アイシャドウパレットの使い方。左は、いわゆるセオリー通りに4色グラデーションで塗った目元。右は、グラデーションにせずふんわり仕上げた目元。1年中マルチに使えるボルドーやオレンジ系のアイシャドウパレットですが、こちらのほうが、すっきり抜け感があって、夏っぽい雰囲気になると思いませんか?

 


パレット=グラデーションという定番の塗り方を変えてみましょう


アイシャドウパレットを新しくしても、なんとなくいつも同じような雰囲気という人も多いのでは? 明るい色をアイホールに、中間色を二重幅くらいに、締め色を目のキワに、きらきらした色を下まぶたに……というのは、王道の塗り方ではあるのですが、特に夏場だと厚ぼったく見えるのでもう少し抜け感がほしいところ。もちろん、夏用にアイシャドウを新調するのもよいですが、塗り方ひとつで手持ちのアイシャドウパレットをフル活用できるんです。

〔vol.9〕いつものアイシャドウ、塗り方を変えれば夏仕様に変えられます!_img1
こちらは4色パレットをフル活用して、範囲を狭めながら塗り重ねたグラデーションアイ。陰影は深まりますが、特に夏場だと重たい印象になりがち。
〔vol.9〕いつものアイシャドウ、塗り方を変えれば夏仕様に変えられます!_img2
こちらは同じパレットの赤みカラーをアイホールと下まぶたにふんわり塗り、ラメで黒目の上にだけ立体感をプラスして、締め色をキワにライン状に入れた目元。陰影も目ヂカラもキープしつつ、すっきりとした抜け感が演出できます。
 
  • 1
  • 2