増えてきた肌悩みに応えることにばかり気を取られていませんか? 40代からこそビューティは自由に、アグレッシブに、そしてエモーショナルに楽しむべき! 長引くご自愛モードはもう終わり! 新しい時代を感じる、スタイリッシュでパワフルな美容のムードを美容ジャーナリスト永富千晴さんが解説します。


vol.6 マスクメイクに取り入れたいコスメ

 


鉄壁の日焼け対策、その姿、
ちょっと客観視してみては?

 

マスク生活も3年目になり、マスクもメイクの一部と考えた時、改めて大人にとって大切なのは、髪のツヤと肌の血色感! と思ったんです。

特に夏場、日焼けを防ぐために、日傘やサングラスをかけて、さらにマスク…となると、なかなかの重装備。意識が高いを通り越して、ちょっと怪しげな雰囲気ですし、スタイリッシュに見せるのは難題ですよね。おしゃれを楽しむ余裕や軽快さが欲しいところではありますが、シミを作りたくない気持ちもわかります。

さて、フル装備とはいかないまでも、顔を覆いがちな夏場、顔から得られる情報がかなり少ない。じゃあ印象をどこで判断するのかというと、見えている部分=髪と、マスク上の肌。

この2つが整っているのといないのとでは、相手に与える見た目年齢の印象が大きく異なると思います。

 


40代から髪にはツヤとまとまりを。
そして肌はとにかく白くせずにUVカット


まず髪。大きく黒髪か、茶髪かの2つだと思うのですが、黒髪だと、あほ毛が目立ちやすい! たった1本でもコントラストが強いために、細部が目立ちやすいんです。一方、茶髪の方はパサついたり色あせたりして、これも老けて見える原因。飛び出す毛を抑えながら、ツヤ感とまとまりのある髪をキープする。それだけでかなり若々しく見えます。

そして肌。日焼け止めが白くて厚ぼったいと、それだけでかなりおばさんっぽい……。日焼け止めをしっかり塗ることは大切ですが、大人の女性には透明感のあるタイプを選ぶことをおすすめします! 「それだとくすみがカバーできない……」と思う方もいるでしょう。その場合、白色で無理に消そうとはせず、赤みやオレンジ系のカラーを足すといいですよ。白厚ぼったさなく血色感がプラスできると、かなり若々しく見えます。