こんなご時世だから……スカッとしたいあなたに!
なんだか、鬱屈としがちなご時世。これからどんどん暑くなっていくのに、マスク生活が続くなんて……と今から震えています。そんな時は、現実離れしているドラマを観たくなりますよね。現実を忘れて、スカッとさせてくれるような。
7月期のなかでは、『六本木クラス』(テレビ朝日系)と『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』(日本テレビ系/以下『新信長公記』)がその役割を担ってくれる気がしています。
まず、『六本木クラス』は、大ブームを巻き起こした韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本版リメイク。絶望の淵に立たされた青年・宮部(竹内涼真)が、金と権力を振りかざす巨大企業に仲間とともに立ち向かっていく。いわゆる、“下剋上”を主軸に、ラブストーリーと青春群像劇が交差していきます。
原作人気が高すぎるので、製作陣もリメイクに踏み切るにはかなりの覚悟があったはず。いろいろな意見がありますが、ジャパン・オリジナル作品としての『六本木クラス』がどうなるのか。竹内涼真さんが作り上げる主人公像に期待したいです。
また、King & Princeの永瀬廉さんが主演を務める『新信長公記』は、織田信長や徳川家康、豊臣秀吉など名だたる戦国武将の“クローン高校生”たちが大集結して、学園の天下を獲るために奮闘していきます。かなり、ファンタジー要素が強い作品なので、現実を忘れて没頭できる楽しい時間になりそうです。朝ドラ『おかえりモネ』(NHK総合)でも、心に刺さる芝居をしていた永瀬くん。GP帯初主演で、さらなる飛躍が期待されます。
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