5.「とりあえずこの服でいいや」をなくすと、人生が豊かになる

「年の数だけ、歳をとる必要はない」。窪田千紘さんが教える、大人の「綺麗になりたい」を叶えるルール_img4
 

家で過ごす時間が増えているこの頃。以前だと「部屋着はプチプラでいいや」と思っていたのに、それだとなんだか楽しくないと気づきました。そこで長い時間着るものは好きなものにすることに。

同じカットソーでもファストファッションの10倍!? の価格ですが、大人なのでそれもアリ。これをすると、不思議と自己肯定感がアップします。

 


6. きちんとした存在感を出すと、まわりからの扱われ方が変わる


若い頃は何を着ても、そこにいるだけで場が華やぐためか、それなりに存在を認められているように感じます。それが年齢を重ねるにつれ、周囲からの扱われ方が変化してきます。

だから大人こそ、意識して存在感を出す必要があるのです。

実はこれ、私の実体験に基づいています。
先日、スポーツクラブの帰りにふと思い立って、デパートに立ち寄ったときのこと。

この「ついで」が間違いのもとで、トレーナーにジーンズにスニーカーという、「カジュアルの王道」といえば聞こえがいい、ただの普段着でアパレルショップに入ってしまったのです。

これだと、まったく相手にしてもらえません。
「あのおばちゃんダサいから、どうせ買わないでしょ(笑)」「冷やかしで見に来ただけ」「うちのおしゃれ洋服は無理」と思われているのか? 冷ややかな視線。他のお客さんと並んで同じラックを見ていても、私にだけ声がかからない。