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美容のプロがおすすめ!肌が変わる40代の正しいクレンジング・洗顔の方法

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洗顔の基本のキ!

洗顔のポイントは「濃密な泡」
上手に使いこなしてもち肌へ


クレンジングと同じように、皮脂を悪者にしてごっそり洗い流してしまうのはNGです。大人の肌では「落としながら潤う」機能を一度に叶えた洗顔アイテムを使うことが大切になります。
また、洗顔をする時に気をつけたいのは「泡」の完成度。洗顔スポンジやネットを使ってモコモコの濃密泡を作り、この泡をできるだけ崩さずに(肌に)のせましょう。時間がある時は泡パックもよいと思います。では、正しい洗顔方法をおさらいしましょう。

使用アイテムはこちら!

 

リバイタル クリーミーホイップ 125g ¥3850/資生堂

スポンジを使うとあっという間に濃密泡の出来上がり。逆さにしても落ちない弾力性に驚き!」(瀬戸口さん)。肌ダメージの要因となる酸化する皮脂に注目し、すっきりと洗い上げます。


洗顔の掟

 

その①
泡をしっかり泡立てること。理想的な量は両手いっぱいの泡。手と頬の摩擦を避け、濃密な泡で洗うのが理想的です。

その②
泡を肌全体にのせた後、指先をゆるく曲げ、泡のボールを持つようなイメージでくるくると回していきます。指で泡をつぶさないように。

その③
肌荒れや乾燥が気になる人は泡パックがおすすめ。15〜20秒くらいそのままにした後、ていねいにすすぎます。小鼻や髪の生え際など洗い残しに気をつけて。


洗うケアもここまで進化! 高機能洗顔料


「汚れは落とすけど、潤いは残したい」と相反した機能を一度に叶えることができるようになっている洗顔料。各ブランドから登場する最新アイテムは高機能はもちろん、テクスチャーや香りもていねいに作られている優秀なものばかり。しっかり落とせば、この後の化粧水のパフォーマンスもよくなるはず。

 

左・ルミヌ ウォッシング フォーム 150g ¥3960/セラリー
中・トワニー マイルドエッセンスソープ 145mL ¥3300/カネボウ化粧品
右・ウォッシングフォームスーパーセンシティブEX 100g  ¥2915/ドクターシーラボ

左・メイクアップアーティストの松井里加さんが今年の春に立ち上げたブランド「セラリー(SELALY)」のスキンケアシリーズ「ルミヌ」の泡洗顔は、神秘のハーブと言われる奈良県産の大和当帰葉エキスの他、柿の葉エキスやよもぎエキスなどこだわりの原料を配合。ポンプを押すとモコモコと出る泡を使った泡パックがおすすめ。

中・カネボウ化粧品のトワニーから登場した新洗顔料は、汚れを落としながら潤い成分を与える、大人の乾燥悩みに寄り添ったアイテム。美容液成分をたっぷり配合しているから洗い上がりはしっとり。長年の乾燥悩みが洗顔ひとつで変わってしまうの?と驚いてしまうほど。

右・ドクターシーラボからは敏感肌でも安心して使えるように、さらに優しい処方を目指してリニューアル登場。バリア機能を守りながら汚れをオフ。とにかくこのモコモコの泡が最高! 肌に優しく、これはハマります。

 

スキン リソース クレンジング バーム 125mL ¥4950/LVMHフレグランスブランズ

最後はジバンシイからテクスチャーが変化しながら汚れを落とすユニークな洗顔料をご紹介。濡れた手にバームを取ってなじませるとミルク状に。その後顔にのせると今度はフォーム状へと変化。メイク汚れはもちろん、大気汚染などの汚れもしっかりとキャッチし、毛穴レスの肌へ。


「汚れを落とすことは肌を育むための大切なお手入れなんです。スキンケアの最初のステップをほんの少し見直すだけで、肌の調子がグッと良くなりますよ」と瀬戸口さん。普段のクレンジング、洗顔を見直してきれいを格上げしてみてはいかがでしょうか。


次回は化粧水のお手入れ方法を教えていただきます。お楽しみに。


出演/瀬戸口めぐみ
撮影/古谷利幸(瀬戸口さん)、恩田亮一(商品)
ヘア&メイク/遠田まゆ美
取材・文/長谷川真弓
構成/國見香