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40代は「化粧水のつけ方」だけで美肌に変わる!美容家が教えるローションスキンケア

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知っているようで知らなかった「年齢に応じたスキンケア法」。「しっかりお手入れすれば、今よりももっと手応えを感じるはずですよ」と語るのは、美容家の瀬戸口めぐみさん。今回は40代からの正しいローションの使い方。今からでも十分間に合うお手入れ法を紹介します。

 

瀬戸口めぐみさん/美容家
自然派化粧品ブランドで28年間ブランドディレクターを務める傍ら、エステティシャンとしても活躍し、国内外のセレブリティを顧客に持つ。また、述べ1万人以上の施術を経て独自で開発した「手美容」メソッドは、その即効性から撮影直前に訪れる女優たちの間でも評判に。多くのメイクアップアーティストにマッサージの技術指導も行っている。 2021年秋に独立し、現在は紹介制プライベートサロンを運営。

前回の記事はこちら
美容のプロがおすすめ!肌が変わる40代の正しいクレンジング・洗顔の方法>>

 



化粧水の基本のキ!

肌のごわつきや肌痩せも改善!
美肌ケアで必要なのはやっぱり化粧水


「枕の跡やマスクのゴム跡がなかなか消えない」「化粧品の効きが悪くなった」など、以前と比べ肌の変化を感じることが多くありませんか? でも、それを年齢のせいにして、ハリのなさやくすみを「仕方のないこと」と諦めてしまうのはもったいないですよ。お手入れをすれば肌はきちんと応えてくれますし、さらに年齢に応じたお手入れをすれば、見違えるほど元気になるのです。

今回、見直していただきたいのは肌の土台をググッと引き上げる「ローション」のお手入れ方法。

化粧水は肌をほぐすだけでなく、水分を肌の奥に届けることで炎症も抑えてくれる役割もあります。さらに、その後の美容液やクリームの効果をより感じるようにも。日本人のきめ細かな肌に化粧水は不可欠です。化粧水を使ったていねいなケアは年齢を重ねてもずっと続けてもらいたいですね。


使用アイテムはこちら!

エミング ローション R 140mL ¥8580/THREE

「特にマスク荒れなどの肌がゆらぎがちな時は、肌の奥まで素早く行き渡せる水のようなサラサラしたテクスチャーがおすすめ。また、リラックス効果を高めてくれる香りも気に入っています」(瀬戸口さん)。


まずは「呼び水」として肌をしめらす
年齢に応じたつけ方でググッと奥へ

 

ローションのお手入れは「量」と「つけ方」を見直しましょう。洗顔後の肌にバシャバシャとつけるのはNG。まずは少量を。その後に重ね付けすると、びっくりするほど肌が柔らかくなります。
では、さっそく化粧水の効果的なお手入れ方法をおさらいしましょう!


化粧水の掟・1
ステップゼロを推奨!「呼び水」として肌をしめらせる

 

化粧水を塗る前にステップゼロのお手入れをおすすめしています。少量の化粧水で「呼び水」をして肌をしめらせてほしいんです。このTHREEのローションなら半プッシュ程度でOK。手の平に出した後、顔全体に塗ってください。もの足りなさを感じるかもしれませんが、これが通り道となり、次に付ける化粧水の浸透がスムーズになるんです。この「急がば回れのお手入れ」が効果的。肌がほぐれて柔らかくなります。

化粧水の掟・2
2回に分けてじっくり・じっくり肌になじませて

 

肌をしめらせた後、2回にわけて化粧水をつけましょう。量は500円玉の大きさと書いてあれば、それを2で割った量を。手のひらでゆっくりと押し込みながらなじませます。強く叩いたり、マッサージするのは厳禁。肌を痛めてしまいます。

顔全体をなじませたら30秒ほど間を空けてから2回目の化粧水をつけます。その後にもう一度、化粧水をしっかりと入れて。「時間がないから」とせっかちになってはダメ! じっくり・じっくりです。最後は手のひらで優しく包み込むようにハンドプレスします。

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