自分を心地よくしてあげられるのはいつでも自分自身

モデル梨花が普段着ている服。50歳目前になり、髪型も服も似合うモノが変わってきた_img2

トップス¥20350、パンツ¥28050/ヴァニティ ナップ(エイチ ビューティー&ユース) 中に着たブラ¥9680/ベースレンジ(スティーブン アラン シンジュク) ネックレス/梨花さん私物 シューズ/スタイリスト私物 

――今日は女友達と一緒に過ごすときのコーディネートも撮影をさせていただきました。

東京での仕事のときは、気持ちのいいカフェで打ち合わせをさせてもらうことが多いですね。そういう場所で仕事の仲間や女友だちと会うときには、少し冒険したファッションで出かけたい。普段着ないような服も女性同士ならポジティブに受け取ってもらえるかな、って。

 

――年齢によって、似合うものも変わってきたりしますよね。

髪型もそうですよね。今の髪型は似合わないと思ってずっと避けてきた長さなんです。でも50近くになって逆にこの長さがしっくりきたから、良い意味でアップデートされることもあるんだな、と。髪型もファッションも、今まで似合っていたものにさよならしたとしても、 今まで無理だと思っていたものが新しく似合うようになったりしますからね。その変化を楽しめるといいなと思っています。

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――自分を知るためにはその日の気分も含めて、何を心地よいと思うのかをちゃんと理解することも大事かもしれないですね。

そうそう、良くも悪くも自分を知ることはすべてにおいて大事だと思います。お天気や気分によって着たい服が変わったり、雨の日や曇りの日だったら肌のトーンを明るくみせるようにしてみたり。体調によってはその日の詰め込みすぎてしまった予定を整理してみたりします。
私ね、“年齢ってただの数字”っていわれると、ちょっと「?」って思ってしまうんです。一日一日、一年一年、一生懸命生きてきて、いろんな経験をしてきたってことを“ただの数字”なんて言われた日には……。貴重な月日を生きてきた自分自身が今、何が好きなのかを知ったうえで、気持ちよく生きていくためにどんな選択をすればいいのかを考えられたらいいなって。だって、自分を心地よくしてあげられるのはいつでも自分自身なのだと思いますから。

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『What I'm doing 私がしていること73こ』
梨花
定価 1980円(税別) SDP

自分を好きでいてあげるためにしてきた73この美容自書。 “わたしのユリイカ”では「日常を整え、心地よく・楽しく生きる」ということをテーマに構成し、本書ではそこから更に「美しく、健康で、自信を持って生きてく」ために、梨花が普段から取り入れ、行っていることを自身の表現でまとめた自書です。 年齢とともに自分自身を受け入れつつ、美しさを保ち続ける「今」の梨花だからこそ伝えられるあらゆる角度から見いだした「美しいとはなにか?」を説いています。歳を重ねながらもいつまでも美しく健康でありたいと願うすべての女性に読んでほしい1冊。
 

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<書籍紹介>
『わたしのユリイカ』

梨花
定価 1980円(税別) SDP

梨花が本当に伝えたい言葉と、かけがえのない日常を切り取った写真で構成。49年の人生の中で幾度と現れた自分の目の前に立ち開かる「壁」。その度に、日々の小さなリセットや、時には新たなチャレンジを何度も繰り返しながら、モデル・梨花として、母として、そして1人の人として、手探りで前進してきた道のり。取り繕った言葉ではなく、梨花自身が体験してきたことから生まれた言葉を集めた本書は、日々の生活で悩んでいる人にそっと寄り添える1冊です。


問い合わせ先/
エイチ ビューティ&ユース tel.03-6438-5230
スティーブン アラン シンジュク tel.03-5321-9970

 

撮影/熊谷勇樹
スタイリング/小嶋智子
ヘア/Kazuki Fujiwara(Perle Management)
メイク/鈴木
取材・文/細谷美香
構成/幸山梨奈
 

 


第1回「梨花、ヘルシーなカーヴィボディを披露! 健やかでいるためにしている習慣とは?」>>

第2回「梨花の子育て論「痛い目にあって気づいてきたタイプだから、息子の“want”を大事にしたい」」>>

 
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