日本での本格的な活動を再開し、7月22日に新刊『What  I'm Doing 私がしていること73こ』『わたしのユリイカ』の2冊を同時に刊行したモデル梨花さん。現在、49歳になった梨花さんに、同世代の女性として最も気になる、心と体を健やかに保つ方法についてお伺いしました!

 


新しいものを追いかけすぎず、どんなことでも「私はこれで大丈夫」って思えるものがひとつずつ増えていったらいいな

 

――新刊『What I’m doing 私がしていること73こ』では、最先端の美容や健康情報というよりは、基本に立ち返った、気軽に取り入れやすいものが多いなという印象でした。どんどん最新情報を取り入れなければと、ともすると自分が情報に振り回されている感覚もあったので、とても新鮮で心に響きました。

ある素敵な料理家の方の本に「調味料はもう変えない」と書かれていたことが、すごく心に残ったんです。今はいいものがたくさんあるけど、自分がある程度生きてきて調べていいと思ってたどり着いたお醤油があるから、もう変えない、っておっしゃってたんです。私はまだお醤油情報には悔いが残るから、もうちょっと探してしまいそう……! って(笑)。どんなことでも「私はこれで大丈夫」って思えるものがひとつずつ増えていったらいいな、と思ってます。

私自身、情報を追いかけすぎて疲れてしまった経験もあるし、今もそうです。このままだといつも何かを追って追われての繰り返し。すべてを追ってしまうと疲れてしまうから、なんでもいいのですが“新しいものを探して取り入れるゾーン”と、“もう大丈夫ゾーン”を自分に作ってあげられることが心に時間と余白をもたらせてくれるのだと思います。
 

見た目ばかりに走らないで、自分と向き合って解いてあげることこそが近道

 

――自分にとっての定番のケアは、体調を崩しそうなときのお守りにもなりますよね。

そうですね、私はホリスティック栄養学の資格を取得したのですが、そこで感じたのは、どんなに良い食材でも調理の仕方や食べ方によっては意味がなくなってしまうっていうこと。コスメも同じで、それは生き方についてもいえることだと思ったんです。綺麗になりたい、素敵になりたいと思うのなら、見た目のほうばかりに走らないで、自分と向き合って解いてあげて、整えてあげることが近道なのかな、って。どんなに着飾ったとしても、結局は根本と向き合うことが一番大切だと思っています。
 

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49歳になったモデル梨花の笑顔とヘルシーなボディに釘付け!
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