みなさん、こんにちは。いかがお過ごしですか。
このブログもすっかり「夏休みシリーズ」化しています。

立派なサルスベリ! お花がモリモリです。


においは記憶と深く結びついているそうです。みなさんも耳にしたことはないでしょうか。
私が反応するのは夏のにおい。最近では、家のコンポストのにおいです(井筒さんがお使いのと同じやつです)。

うちのコンポストからふと漂うのは、湿ったおがくずのような、クワガタを採りにいった林のような、カブトムシを飼っているときのにおい。
そのにおいが数年前のある会話を思い起こさせるのです。

玄関まわりのツバキにも大きな実がついています。植物は秋の準備をしているんですね。


英会話教室のある先生とお話をしていたときのこと。その先生は小さい子どものクラスも担当していて、話題が日本の子どもの話になりました。
「カブトムシは男の子にとても人気がある」と言ったら、「なぜ!?」とびっくりされたのです。
虫なんか、いったいどうするの!?、 と。


‘beetle’(甲虫)という単語が説明不足だったかと思って(ダンゴムシだってbeetleですもんね)、「あの、普通の虫じゃなくて、大きくて、角があって、ツヤツヤで、強そうなやつです。カッコいいから人気なんですよ」と言いなおしたんですけど、まだ不可解な様子。
「だって虫でしょ? それをどうするの?」
「捕まえて、家で飼うんです。都会だと虫が少ないから、売ってるんですよ」
「???」

近所にはキキョウが咲いていました。つぼみも五角形で可愛い。


そこでハタと思い当たりました。先生はアメリカで勉強した方ですが、赤道直下のエクアドルの出身でした。カブトムシなんか全然珍しくないのです。たぶん、目にする時期も長いのでしょう。「あ、カブトムシだ!」なんて意識したこともなかったのかも。
もちろん、その先生が虫に興味がなかっただけかもしれません。でも、多すぎるものは値打ちが下がりますよね。

背の高いラクウショウ(落羽松)にも実が。この実が割れて落ちると、針葉樹特有のすっきりしたいいにおいがあたりに漂います。


虫をただ楽しみのためにだけ飼ったり、いちいち名前をつけたりする(例えば、全部まとめてバッタという名前で呼ぶのではなく、キリギリス、コオロギ、クツワムシ、というように)国は少ないようです。寒すぎてそもそも昆虫が少ないところもあれば、多すぎて名前を付けきれないところも。
私がカナダでホームステイした家の子も、‘bug’とひとまとめにしてたっけ。

先日もご紹介したガウラ(ハクチョウソウ、白蝶草)。白い蝶が飛んでいるみたいでしょう?


確かに、刺激すると攻撃してくるスズメバチや、マラリアを媒介する蚊のように、危ない虫もいます。
でも、ほとんどの場合、ヒトの方が強いです。ガンガン駆除するよりは、愛情を持って接する方がいいのかな。
駆除もペット化も、乱獲や絶滅につながる可能性はありますよね。ただ、ヒトだけが偉いのではないのは確か。

興味を持ちつつ、遠巻きに見守るぐらいがいいのでしょうか。

メド―セージ。いい香りがします。色も綺麗。

 

ではまた水曜日に!