みなさん、こんにちは。いかがお過ごしですか。
先日のカボチャ、たくさんつぼみをつけています。でも、つぼみが大きくなって、あと少しで開くというところでしおれてしまいます。暑すぎるのでしょうか。
うむむ、残念。

ここからがなかなかなんですよね……。

 

子どものころ、毎週図書館に行っていました。近所の図書館は水曜と土曜だったかな。それから、学校の図書館。                   中学生になると、隣の駅の大きな図書館にもよく行きました。夏休みは時間がいっぱいあったし(文化部だったので)、図書館は冷房が涼しいですし。

次から次へとたくさん読んでも、覚えている本は多くありません。そんな中、大人になった今でも、手元に置いて、時々読み返す本があります。
角野栄子さんの『ブラジル、娘とふたり旅』(あかね書房、現在は絶版のよう)です。
そうです、あの『魔女の宅急便』の角野栄子さん。私にとっては、「“ブラジル”の角野さん」です。

私物です。あまりに好きだったので、母に買ってもらいました。何回見ても可愛いイラストは、角野さんの娘さん、渡辺リオさん(現在はくぼしまりおさん)によるもの。力の抜けた大人っぽさ、中学生(当時)が描いたとは思えない!

 


出会いは小学校の図書館。地理の本棚の、ちょうど私の目の高さに並んでいました。
もう40年も前です(計算してびっくり! 40年前なんですね!)。一般庶民にはまだまだ外国が遠かった。小学4年か5年だった私には、外国といえばアメリカ。他にはイギリス、フランス、そのぐらい。
それが、ブラジルに旅行する本だって! わあ、かっこいい絵! ブラジルってどこにあるの? 旅行に行って、何をするんだろう? と興味深々で借りました。

本には、結婚したばかりの角野さんとだんな様が、自費移民としてブラジルに移り住んだ時の話と、その約二十年後、中学2年の娘さんを連れて、再びブラジルを訪れた時の話が書かれていました。
リオちゃん(娘さんの渡辺リオさん、現・くぼしまりおさん)が飲んだ果物のジュース、ビタミーナが飲んでみたくてたまらなくて、家でミックスジュースを作ったっけ。「絶対、こんな味じゃないはずだ」と思いながら。

「好きな本は?」と聞かれて、『ブラジル、娘とふたり旅』です、と答えるたびに、「でも、今は手に入らなくて」と言うのが残念でした。      が、なんと題名を変えて出版されていることを知りました。しかも、しかも、あとがきには、なんとも嬉しいエピソードつきで!            もちろん、ここではバラしませんよ、読んでからのお楽しみということで。

新しい表紙も可愛い。長崎訓子さんの装画です。中の本文挿絵はもちろん、リオさんのままです。

 

大好きな本がまた手に入るようになり、お勧めしやすくなった!
『わたしのもう一つの国 ブラジル、娘とふたり旅』(ポプラ社)、良かったら読んでみて下さい。

ではまた土曜日に!