「眉間のシワ」をなくし機嫌のいい人へ

眉間にシワを寄せた感情って怒ったり・機嫌がよくなかったり、何かとマイナスな印象に見られがち。できればこのシワは深く刻ませたくないですよね。３つのツボをしっかり押してケアしてください。

①
目頭から垂直にまっすぐ上がった眉頭のところ。眉を真ん中に寄せる動きをする皺眉筋にダイレクトに働きかける顔筋ポイント。不快な眉間の縦ジワにおすすめ。

②
左右の眉頭の中間点で眉間中央陥凹部。チャクラポイントやアーユルヴェーダのマルマポイントにも重なるツボです。眉間シワのケア以外にはざわつきやイラッとした心を鎮めるリラックス効果も。

③
眉山のアーチ下縁で、眉中央と眉尻を結ぶちょうど真ん中あたり。眉の筋肉の過剰収縮をほぐし、眉間ジワをやわらげます。

マスク生活で感じるフェイスラインのもたつきもツボ押しでケア

マスク生活であらわになった口元やフェイスラインのもたつきに驚いた、なんてことはありませんか？ 知らぬ間に刻まれていたラインやゆるみも今からお手入れすれば間に合います。ここですっきりと落としてしまいましょう。

※ 頬やフェイスラインのツボは、５〜10秒押したら、綿棒でタッピングを10回くらい行うとさらに効果的です。
 

４つのツボ押しで「ほうれい線」もなくせる！？

ある日突然に、なんてことはないのですが、一度気になると止まらないのがほうれい線の悩み。今回紹介するツボは、美容鍼でも使用するツボでもあるんです。ほうれい線以外にも目のたるみ・あごのニキビなど、ほうれい線のまわりにも効果が出るため、毎日のルーティンに取り入れてみて。

①
黒目内側から垂直線下に下がったところで、小鼻のふくらみの上端と同じ高さ。上唇を上げたり突き出したりする際に使う上唇挙筋にアクセスする顔筋ポイントの1つ。この筋がゆるむと、頬が下垂してほうれい線が深くなるんです。

②
黒目の中央から垂直線に下がったところで、小鼻のふくらみ中央の高さ。笑ったり喋ったりする際に頬の頂点を膨らませる小胸骨筋にアプローチします。頬を持ち上げることで目の下のくまや目袋を押し上げます。

③
黒目の中央から垂直線に下がったところと鼻の下縁と結ぶツボ。リフトアップ効果が期待できます。目や口のゆがみ・まぶたのけいれん・蓄膿症・鼻血・歯疾患のほか、小鼻あたりの肌あれやニキビ・毛穴にもよいといわれています。

④
眉尻から垂直線下に下がったところと鼻の下縁を結んだところ。フェイスラインをすっきりさせ、食いしばりやあごの不快感を取り除きます。ブルドックたるみを解消するための美容鍼でも使うツボです。
 

マスク生活で気づいた「フェイスラインのもたつき」

小顔効果はもちろん、ヘルスケア効果があるのがこちらのツボ押し。口まわりの筋肉を刺激するため、ドライマウスや歯の食いしばりに悩んでいる方におすすめです。

①
黒目の中央から垂直線に下がったところと鼻下と上唇の真ん中を結んだところ。マリオネットライン解消のために専用に開発したフェイスマップポイントです。

②
下あごの骨の上とあご先のくぼみの中点の延長上を指でたどると、筋肉（咬筋）の凹みが感じられるところ。ここが収縮すると口角が下がり、マリオネットラインや輪郭のぼやけ・たるみ・長いほうれい線の原因になります。このツボを押すとだ液が出やすくなるという声から、ドライマウスケアにもおすすめしています。

③
歯を食いしばった時に膨らむところ。下顎骨の角から親指幅分、上ななめ前あたりにあります。フェイスラインのたるみや二重あごのケアにおすすめ。ダイレクトに耳下腺を押すので、だ液が出やすくなるのが実感できるツボ。食いしばりや口が開かない・下あごの違和感・顔面神経マヒ・首のコリの治療にも使われています。

④
もみあげの下方で、耳たぶの下縁の高さ。顔のリフトアップ、特に顔の下半分のむくみにおすすめです
 

ツボ押しの前のスキンケア
40歳からでも間に合う！ アイケア

「ツボ押しをする前は肌のすべりを良くするためにも美容液やクリームは必ず使用してほしい」と奈部川さん。自身も愛用している愛用品はもちろん、今季登場する話題のアイテムを紹介します。