HOW TO STYLE
思い切って10センチカット!
切りっぱなし風で直線ラインをアピール
「ペラッとしてコシのない中間から毛先の髪は、思い切ってカットしましょう。レングスを大胆に切ってしまうほうが、全体的に厚みが出ます」(タダモトさん)。サイドは前下がりにしてほんのりとエッジーなラインに整えていきます。
中途半端な長さの前髪は
眉のラインで一直線にカット
顎下の長さのボブと相性の良い、パッツンバングにカット。井花さんの涼しげな目元が生きるよう、眉ラインで揃えてから、毛先を少しぼかすようにはさみを入れていきます。
仕上がりはこちら!
コンパクトなパッツンボブにカットした井花さん。「過去にもボブはしたことがありますが、切りっぱなし風のシンプルなデザインは初めての挑戦。もの凄く新鮮です」と、思わず鏡を覗き込みます。
タダモトさんいわく、カットでトレンド感を出したい人にボブは最適だそう。
「ボブスタイルはどなたにも似合うレングスや形があります。上手に見極めながらカットすることで、おしゃれな雰囲気が簡単に手に入りますよ」とアドバイス。また、シンプルなデザインなので、髪色に明るさを足して顔全体を艶っぽくすると、よりトライしやすいとか。「今回は9トーンのアッシュベージュを全体に入れました。井花さんの透明感ある肌がよりきれいに見えると思いますね」(タダモトさん)
Side&Back
前下がりにカットしたボブは、耳掛けすると平行ボブ風に見えてモード感が加わります。
ここが隠し技!
ワイドバングでシャープな輪郭を演出
中途半端な長さで収まりの悪かった前髪は大胆に一直線にカット。
広めのワイドバングにしてサイドとつながる角を強調しました。
このように顔まわりに鋭角的なラインを作ることで、輪郭も引き締まって見えます。
10センチのカットで大変身した井花さん。帰宅後、娘さんたちからも大好評で「ママ、今どきになったね♪」と喜んでくれたそうです。「ドライヤー後にオイルをつけるだけでまとまるので、自宅スタイリングがものすごく楽になりました。再現性が高いと忙しい毎日でもおしゃれを楽しめるから、しばらくはボブでいたいです」(井花さん)
【髪型ビフォーアフター】でガラリと印象が変わった女性7人!
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取材・文/小澤佐知子
構成/國見香
前回記事「ボブを伸ばし中の人必見!中途半端な長さをプラスに変えられる2022年の秋のヘア3選」>>
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