昨日、東京は大雪の予報でどうなることかと心配されていました。そんな中、日本舞踊のプチ公演が催されました。

先日の立春の日に舞台開き(新しいお稽古場のお披露目)を済まされたばかりの花柳寿楽先生の青山のお稽古場にお伺いしました。
寿楽先生のおじい様である先代の壽楽先生の代からの由緒あるお稽古場をお建て替えになられました。新しいお稽古場は檜の芳しい香りがして、でも、用いられている木材…所作板や長押などは昔のお稽古場の時のものの表面を少し削って美しく仕上げられたのだそうです。よく見るとところどころに小さな傷がのこっているけれど、それも思い出のひとつなので大切なのですと寿楽先生は仰います。ご自分のお家を、お仕事を、気持ちを継ぐことつなぐこと…日々是新たにして日々是好日。端々に思いがこもっていて胸が熱くなり心に沁みました。


ご自宅を兼ねていらっしゃる建物は全体がとても洗練されています。随所に和のテイストがちらほらと。

そして私の大好きな「京のよすが」(通称”四畳半”)を頂戴しました♡亀末廣さんの可愛い可愛いお干菓子です。久しぶりに手にする木箱が嬉しくて(笑)


あ、また肝心の日本舞踊のお話がお菓子に…(笑)これから数回、シリーズでお話しさせていただきます♪(次回に続く)
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