費用対効果は低くても文章を書くことは自分の癒やし


ーー仕事や人間関係でのストレスには、どのように向き合っていますか。

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宇垣:これは私が関西出身だからかもしれませんが、イヤなことがあったり、イライラして「なんだ、あいつ!」とすごく悪いことを考えたりしたときなどは、なるべく人に話して笑うようにしています。平たく言えば、話すことによって「エンターテイメント」にしてしまう、ということですね。「ひどいことされた! ありえないよね!」って友達に話して笑ってもらうことで消化できることってたくさんあるじゃないですか。それにそんな手段を覚えると、「笑えるようにしゃべろう」と工夫したりもしますから、その過程でもストレスはちょっと緩和できます。そんな感じでイライラは逃がしていますね。

 

ーーストレスやモヤモヤを抱えたら、それを文章に書く、ということもできますね。

宇垣:実際に文章を書くことは、私にとっては癒やしというか、自身へのケアでもあると感じています。コツコツ書き続けていることは、私の自信にもなっていますし……。本当は文章を書くのって、私の仕事の中ではどう考えても一番「費用対効果」が悪いことなんです(笑)。でも、好きだし、ケアにもなるしと言うことでずっと続けているんですね。見た目を褒めていただくことももちろん嬉しいのですが、「あなたの文章が好きです」と言われると、中身を褒めてもらっているようでさらに嬉しく思います。
 

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<書籍紹介>
宇垣美里 フォトエッセイ 『風をたべる2』

宇垣 美里
2200円(税込)
A5判 176ページ
ISBN:978-4-08-790095-8

『週刊プレイボーイ』で連載中のコラム「人生はロックだ!!」をまとめた1stフォトエッセイ『風をたべる』の発売から約3年半。大好評だった前作の続編として、10月26日(水)に『風をたべる2』を出版。青春時代の思い出から、彼女が愛してやまないモノたち、そして独特の世界観、本音で語った考え方など、今作も彼女の魅力がギュッと詰まった一冊。「脳内に住む6人の女たち」「働きたくない理由」「好きな男性のタイプの最適解」「男女の友情」「ギャルになりたいと思う理由」などなど、正直な思いが綴られます。



ワンピース¥60500、ベスト¥36300/フミエタナカ(ドール) チョーカー¥16500/ノムグ その他/参考商品

問合せ先/
ドール tel. 03-4361-8240
ノムグ tel. info@nomg.jp


撮影/岡田健
ヘア&メイク/岡田知子(TRON)
スタイリスト/小川未久
取材・文/小川聖子
構成/坂口彩
 

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