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木下レオンが伝授！年内駆け込み「開運アクション」で、金運と福が手に入る

2022.11.19

自分を取り巻く人たちと「足並み」を揃えよう

――親孝行以外にも、今からできる開運アクションはありますか？

レオン　先ほどお話した上杉謙信は、毘沙門天の「毘」の字を旗指物（はたさしもの）に記しましたが、宿敵・武田信玄も、毘沙門天にまつわる“あるもの”を旗指物に記しています。それが「ムカデ」です。ムカデは毘沙門天の使いとされており、「百足」とも書くその足の一糸乱れぬ動きによって前進します。その様子が決して後退しない勇壮さを表すとして、戦国武将たちは好んでムカデの意匠を用いました。こうした歴史からも分かるように、「前進するために行動すること」、そして家族、同僚、仲間、そうした自分を取り巻く人たちと「足並みを揃えること」も毘沙門天様の教えのひとつ。2022年の残された時間は、なるべく周囲との和を保つといいですね。

写真／Shutterstock

――こうした開運アクションをするかしないかで、2023年も変わってくるものですか？

レオン　2022年は、36年に1度巡ってくる「五黄（ごおう）の寅年」であり、吉凶混合の荒れる年、勝つか負けるかの勝負の年でした。そんな激動の1年に、周囲の人との信頼関係、絆といった人とのつながりを結べるか否かで、2023年の土台の強度が変わってくるんです。来年の運気がどれだけ良くても、脆く崩れやすい足場では運を活かし切ることができません。今からでも遅くないので、人を疎かにせず、敬い、手助けするといいでしょう。

なお、五黄の寅の影響は2023年立春まで続きます。そのため、この先も戸惑ってしまうような大きな変化があるかもしれません。ですが、変化を受け入れることは運を味方につけることでもあります。吹き荒れる風に飛ばされないためにも、ぜひ毘沙門天様の教えを実行していただけたらと思っています。

木下レオン
占術家。福岡県出身。占い師一家に育ち、幼少期よりさまざまな占いを学ぶ。「四柱推命」「九星気学」「神通力」をベースに、帝王学と仏教の原理を組み合わせたオリジナル占術である「帝王占術」を編み出す。10年以上の会社員生活の後、飲食店を経営する傍、お店で無料占いを行い、その的中率が大評判。努力と占いで「運命は変えられる」という持論のもと、多くの悩める人たちを救ってきた。さらに精進すべく修行をし、得度を受けて僧侶となる。
フジテレビ系のテレビ番組『突然ですが占ってもいいですか？』で人気を博し、芸能界でも占ってほしいというファンが多い。
著書に『浄化&開運で最強運を手に入れる木下レオン吉方位の旅』、『木下レオン　帝王占術　決定版』（ともに株式会社東京ニュース通信社/発行、株式会社講談社/発売）など。
ホームページ：https://king-reon.jp
占い：https://kinoshita-reon.jp
Instagram：@reon_japan

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著者：木下レオン　講談社　1980円（税込）

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