温度調整も出来ておしゃれ!「ケープアウター」を愛用中【岡本敬子の50代ファッション】
今シーズンもケープ愛が止まらない。
このところ暖かい日々が続いていましたが今週は気温が上がらずグッと冷えてます。
そろそろ冬に向けての準備が必要になってきましたねー。
先日、誕生日を迎えて59歳になり、ついに50代最後の年になりました〜!!
そして更年期もだいぶ落ち着きましたが、もともと体温が高く暑がりなので
この時期はニットを着てアウターを重ねると暑くなってしまう、という理由から温度調整可能なケープ型のアウターを愛用してます。
コーディネートが難しいと思われがちですが、深く考え過ぎずに上下同色にしてさらりと羽織れば、それだけで何となくファッショナブルに見える可愛いシルエットなのです!
あえて言えばヘアスタイルはダウンよりもアップにしてトップにボリュームをもたせて縦に長く見せるとバランスは取りやすいかもしれません。
では私の愛用のケープのスタイリングをご紹介します。
1、コグザビックスモークのケープ
一重仕立てのジップアップケープは軽いうえに上質なウールで適度な張りがある素材。
裏毛のフーデットパーカーにワイドパンツはホワイト系にまとめてグレイッシユなケープをポイントに。
2、ハリスのカシミヤリバーシブルケープ
リバーシブルでカシミヤなのにものすごく軽いし、カッティングが綺麗で美しいラインなので、ナチュラルとブラックカラーのリバーシブルはそれぞれインナー上下同系色に合わせてシックにスタイリング。
色が違うだけでこんなにもガラリと雰囲気を変えられるのが面白くて好きだな〜。
と、こんな感じです。もっと寒くなったら中にもう一枚重ねて手袋や帽子など防寒小物を合わせて着るつもりです。
冬はアイテムが増えれば増えるほどスタイリングが楽しくなりますよねー。
早く寒くなって〜!
ではまた〜。
『私の定番』
岡本敬子 著 光文社 1980円
ミモレの連載でもお馴染み、大人気ファッションディレクター岡本敬子さんのスタイルブック。今回のテーマはずばり“定番”。よくある無難さとは一線を画す、「好き!」が詰まったアイテムが集まり、目にも楽しい1冊。好きな服に袖を通して、軽やかにおしゃれがしたくなる。千駄ヶ谷のセレクトショップ「Pili」でディレクターも務め、そのセンスで絶大な支持を得ている著者の、唯一無二のスタイリングを集めて紹介します。
岡本 敬子
アタッシュ・ド・プレス、「KO」ディレクター。文化服装学院スタイリスト科卒業後、スタイリストオフィスに入社。その後、大手アパレル会社のPR部門にて国内外のブランドのPRを担当。独立し、アタッシュ・ド・プレスとして複数のブランドを担当しながら、2010年に自身のブランド「KO」を立ち上げている。現在はnanadecorにて「KO」ラインを、千駄ヶ谷のショップ「Pili」のディレクションも手がける。instagram:@kamisan_sun