とどまることを知らない韓国ドラマブーム。
当記事は、韓国料理エッセイストでもあるライター・小澤サチエが、韓国俳優やドラマの魅力を語ります。
ラブコメの中でも、特にキュンキュン要素が強く、私の大好きな設定といえば“三角関係モノ”。
二人のイケメンの間で揺れる主人公に嫉妬しつつ、「もしも私が主人公だったらどっちの男性を選ぶ……?」なんていう妄想にふけるのが楽しくて仕方ありません。
過去にも三角関係モノの名作は数多くありますよね。
古い作品を挙げるなら、『花より男子』や『美男ですね』、最近のヒット作で言うなら『女神降臨』など。女性が主人公の三角関係ドラマは、タイプの異なる男性が必ず二人出てくるので、友人同士で「推しはどっち!? 私は○○派!」などと言い合って盛り上がるのも醍醐味の一つ。
しかし私の推しはいつだって恋に破れる方……。思い返せば、『美男ですね』でも、チャン・グンソクよりCNBLUEのヨンファを推していたのに恋が叶わず、当時は本気で落ち込んだものでした。
前置きが長くなりましたが、そんな私が最近出会った、久々にキュンキュンする三角関係ドラマが『月水金火木土』。主演は『キム秘書はいったい、なぜ?』のパク・ミニョンです。
ドラマのあらすじはというと……
パク・ミニョン演じるサンウンの職業は“契約結婚マスター”で、さまざまな事情を持つ顧客と契約結婚を交わすのが仕事。そして彼女の月・水・金曜の夫(顧客)であるジホと、火・水・土曜の夫(顧客)へジンとの三角関係が描かれた恋愛ドラマです。
※当記事は、作品の内容に関わる記述を一部含みます。
二人ともイケメンですが、タイプは正反対。ジホを演じるコ・ギョンピョはクールな顔立ちとがっちりとした肉体、そして無口な裁判官という役柄からも漂う、硬派な雰囲気が魅力。
一方でへジン役のキム・ジェヨンは、キュートさとセクシーさを兼ね備え、K-POPアイドルにいそうなルックス! 芸能界のスーパースター役で、アーティスティックな雰囲気も素敵。
月・水・金はコ・ギョンピョ、火・木・土はキム・ジェヨン。1日交代で二人のイケメン夫と過ごせるなんて……。
ドラマを観ていると、すっかり妄想の世界に入り込み、思わず自分も二人の男性から愛されるパク・ミニョンになった気分が味わえます。
ちなみに私の推しは、キム・ジェヨンが演じる、火木土のへジンの方。吊り目の顔と溢れ出る色気が好みど真ん中! どうか本作品こそは、私の推しの恋が報われますように……。そんな切なる思いと共にドラマを観ていたのですが、やっぱり視聴者の女性たちは、「推しはジホ派」と「推しはへジン派」のどちらかにはっきりと分かれた模様。
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