皆さん、こんにちは!

素敵な休日を過ごしてきたのでご報告です。ブックディレクター・幅允孝さんが携わった神奈川県立図書館に行ってきました。
普段もろもろ腰が重い私ですが、幅さんのInstagramで紹介されていた図書館の画像に「ピーン!」。ちょうど横浜方面に行く用事があったので出かけることにしました。
桜木町駅から徒歩10分ちょっとの場所にありますが、私は横浜駅に着いた時点で乗り物酔いでぐったりだったので横浜駅から歩くことに。素晴らしい秋晴れの日だったので、歩いているうちにぐんぐん気分回復。


色づきはじめた紅葉を眺めながら坂(坂の名前は紅葉坂!)をてくてくのぼり、到着。大きなガラスから光が入る、素敵な建物です。これが県立図書館ですか。さすが神奈川、おしゃれです。


館内はとにかく明るく、清浄な空気が循環している感じ。読書できるデスク、リラックス感あふれるラウンジ、研究に集中できそうな個室、飲食可能なリフレッシュエリア……。老若男女たくさんの人が思い思いのスタイルで、この場所を楽しんでいます。図書館で過ごす休日が大好きなので、同じように過ごしている人たちが同志たちのように思えてなんだか幸福な光景でした。

一階には猿田彦コーヒーのお店が。たくさん歩いてお腹がすいていたので、ドーナツとコーヒーを注文。大きな窓越しに外を眺めながらいただきました。


こんな図書館が家の近所にあったらいいよなあ~! あ、もちろん自宅最寄りの区立図書館も渋くて好きですけどね。さーて今週末も、図書館に行こうっと。

『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』(斎藤幸平/KADOKAWA)。毎日新聞での連載「斎藤幸平の分岐点ニッポン」の書籍化。現代に蔓延する「想像力欠乏症」に陥らないように、そして、思想家としてもっと実践から学ぶために。ウーバーイーツで働いてみた、「集まれどうぶつの森」をやってみた、男性メイクやってみた……「斎藤さんYoutuberになるの?!」と誤解してしまいそうなトピックから、脱プラ生活の実践、外国人労働者救済支援センターへの取材、水俣病問題やアイヌ問題の今に向き合う……等の社会問題まで。斎藤さんの問題意識、幅広い。
こうやって書いたところで、読者の信頼をどれほど得られるかはわからない。信頼関係を築くのはとても大変な作業だということも、この2年間で痛感した。だから、私はこれからも学び捨て、学び続けたい。日本の未来を読者のみなさんと作っていくために。
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