宇多田ヒカルの珠玉の名曲「First Love」と、その19年後に発表された「初恋」。この2つの楽曲にインスパイアされて生まれたドラマで満島ひかりと佐藤健がダブル主演を務める……。まだ約90文字しか概要を書いていませんが、Netflixシリーズ『First Love 初恋』の“引力”が十分に伝わったのでは? 期待を裏切らない究極のラブストーリーが描かれており、11月24日に配信スタートしてから話題騒然。早くも絶賛コメントが続々と寄せられているようです。
脚本と監督を務めた寒竹ゆりさんは1982年生まれ。宇多田ヒカルと同じ学年で、彼女が社会に与えた衝撃をデビュー当時から目の当たりにしてき世代です。ドラマを手掛けることになり、珠玉の名曲から何を読み解き、どんな物語を描きたいと思ったのか? こだわりを注いだポイントや撮影秘話に迫るインタビューを2回に分けてお届けします。
寒竹ゆり
映画監督・脚本家。1982年、東京都生まれ。東京と山梨を拠点に活動。日本大学藝術学部映画学科在学中の2004年に、ラジオドラマ『ラッセ・ハルストレムがうまく言えない』(主演 池脇千鶴)で脚本家デビュー。2009年『天使の恋』(主演 佐々木希)で長編劇場用映画初監督。翌年、AKB48初のドキュメンタリー映画『DOCUMENTARYof AKB48 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?』を公開。MVやCM、TVドラマ等、活動は多岐にわたる。韓国ロケで撮影した映画『ケランハンパン』(主演 チュ・ソヨン、村上淳)でゆうばり国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞受賞。
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