ヘア&メイク長井かおりから、これまで「常識」「鉄則」としてお伝えしてきたメイクテクやコスメの選び、マスク時代を経て、変わっているんです!! たった1ヵ所、メイクを更新するだけで、今っぽく美しく仕上がる、メイクのコツをご紹介。今回は、これまで紹介したテクニックを用いて、長井さんがミモレ読者の方を変身させるスペシャル編です。


special編その1
クールに見える上がり眉は、“描き順”を変えればまろやかに

 

今回ご参加いただいたのは、冨澤真弓さん(40代後半)。いつもミモレを愛読していて、ミモレストアでお買い物もしてくださっているとのこと! 整ったお顔立ちだからこそ、クールな印象に見られがちなのだそう。特に元々濃いめという眉を軽やかに見せたくて試行錯誤されていたとか。そこで、以前この連載で紹介した、眉の描き順を見直し、眉中から描き始めるというテクニックを取り入れ、眉をお直ししてみました。

こちらが、普段通りのメイク。眉がキリッとしていて、少しシャープな印象に見えますね。地眉が濃いめなので、特に描き足すというよりは、生えている眉毛をそのまま活かしながら、眉マスカラのみで仕上げていたそう。
こちらが、ご紹介したテクニックに従って、眉尻からではなく、眉の中間からグレーのペンシルで描き、明るい色のパウダーで地肌を埋めた眉の仕上がり。眉山の角張った感じが取れ、まろやかな雰囲気に仕上がりました。せっかくなのでリップやチークなどの色も変えさせていただきました。顔のパーツのメイクで、形が変わっているのは“眉”だけ。むしろカラーは大人っぽいヌーディな色味をチョイスしましたが、眉が変わることで、全体の雰囲気が柔らかく華やかになったと思います。
 
 
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