クリスマス飾りは2色まで。枯れ木も登場する地味目なデコレーション
クリスマスの飾りつけはどうかというと、その特徴は「地味」なこと。各家庭では本物のもみの木を買ってきて、先祖代々伝わる飾りを付けるのですが、派手なオーナメントや色とりどりの電飾はなく、色味も2色から多くて3色程度に抑えている家庭が多いようです。我が家のクリスマスツリーもちょっぴりデンマーク風に赤と白の2色でまとめ、フライング タイガー コペンハーゲンで買ったNisseをたくさん飾っています。
大き目の枯れ枝にクリスマスオーナメントをつりさげるというのもよく見かけるスタイル。最初は「枯れ木を飾るの!?」と驚いたのですが、慣れるとこれも素朴でいいかも、と思うようになりました。そのほか窓辺にサンキャッチャーを吊るしたり、キャンドルをともしたりすれば、あっという間にクリスマスムードに。
冬の間は寒くて日も短く、12月に入ると朝は8時過ぎまで、夕方は16時前には外は真っ暗。みぞれ混じりの雨が降る日も多く太陽はあまり出ません。冬季うつ病にかかる人もいて「夏と冬では国民性が変わる」とまで言われるデンマーク人ですが、クリスマス時期はみんな笑顔で楽しそう。派手なイベントはありませんが、家族や友人とまったりのんびり過ごすのがいちばんのリフレッシュになっているのかもしれません。
みなさんも、よいクリスマスをお過ごしくださいね。「God jul!(メリークリスマス)」!
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