一年を通して、ご近所でも旅先でも、ほぼ毎日おやつを食べている、おやつ大好きミモレブロガーの山根亜希子さん。彼女を選考委員長に、2022年に食べて心を鷲づかみにされたおやつを選出する「mi-molletおやつアワード2022」を開催します。2回目となる今年は、お取り寄せできるアイテムも多数登場します!

 


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老舗洋菓子メーカー「本髙砂屋」を代表する洋菓子・エコルセの製造方法を変えることでまったく違う食感のお菓子として誕生したのが「栄光留世」。2021年に販売がスタート。ちなみにエコルセは1970年生まれ!先輩です(笑)。本髙砂屋 栄光留世¥486

老舗菓子メーカー​「本髙砂屋」のエコルセと言えば、関西では知らない人はいない定番のお菓子。赤や緑の包み紙に包まれたサクサクのエコルセは私も子供の頃から大好きでした。でも、今回紹介するのは、エコルセではなく栄光留世。読み方は一緒ですし、おそらく作られる工程もきっと途中までは同じだと思うのですが、でも違うんです。

まずはエコルセについて説明しますね。小麦粉と卵がメインの材料で、それを練り上げ、焼成したお菓子。薄くてパリッとしているのですが、口の中で軽やかに溶けていきます。ノーマルなタイプと中にチョコを折り込んだものがあり、また形も三角と短冊、円筒と3種類あるのですが、それぞれ少しずつ食感や味わいが違うんです。

そして栄光留世はというと、パッと見た感じは三角のエコルセに似ているのですが、栄光留世は空洞になっていて、少しふっくら厚みが。そして食べたときの食感はまったく別物。栄光留世はよりサクッサク! 少し違うだけでこんなにも別物の食感を楽しめるなんてと感動してしまいました。味は本当にシンプルで素朴。甘さも控えめだからこそ、こちらもまたまた食べ始めたら止まりません。撮影中にカメラマンさんがずっとサクサク言わせていました(笑)。

そのままパクパク食べてもいいのですが、こんないただき方もおすすめです!

 
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