前回「顔が伸びた」をハイライトとチークで縮めましたが、今回はさらにシェーディングとリップをプラスして、縦に伸びた大人の馬フェイスを縮めてみたいと思います。今回は唇が痩せてくることで目立ってくる「人中」にフォーカス。今週のお助けコスメはこちらです。

 

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40代「顔が伸びた」をハイライターとチークで縮めてみた【大人の#中顔面短縮】>>

用意するのはマットなタイプのシェーディングと、これ眉毛用だと思うのですがコシがちょうど良い短くてふさふさのブラシです。(右)リリミュウ シアーマットシェーディング【02ベージュトーン】¥1760/コージー本舗 (左)アイブロウブラシ ¥2200/ジルスチュアートビューティ


「人中(じんちゅう)」って、いつのまにか普通に通じる世の中になってます


まず、人中ってどこ? という話から。ひとことで言ってしまうと、鼻の下端と上唇の間にあるスジ、あれが人中です(ちびまる子ちゃんの登場人物・はまじの顔の真ん中にある二本線、あれです)。人相占いとか、顔のツボ押し界隈では昔から使われてきた用語ですが、気がついたら一般用語になっていて(試しにインスタグラムなどで「人中」って入れてみてください)。

人中そのものは加齢で伸びるパーツというわけではないのですが、顔が伸びてくると不思議と目立つ気がしてくる箇所。「美女は人中が短い」という説もあり、ここを短く見せると顔全体が引き締まるということで、#人中短縮メイク をミモレ世代も取り入れて損はないのではないでしょうか。というわけで、結論からどうぞ。

前回のチークとハイライトを入れた顔に、さらに人中短縮メイクを施しました。(勢い余って、アイシャドウまで入れてしまったのですが、それはまた次回やります!)顔、縮まりましたでしょうか?

人中にはシェーディングで自然な影を。上唇のみオーバーリップに。プランはこうです!

水色部分にシェーディングの一番濃い色をブラシで塗って馴染ませます。リップは普通に塗ったあと上唇のみオーバーに描きます。上唇の山と山の間の谷はなだらかに塗りつぶす感覚で。
裏技総動員で、顔面がさらになかなか縮まって来たのではないでしょうか? 今回はシェーディングを使いましたが、アイシャドウのそれっぽい色(ただしマット質感を選ぶこと)やアイブロウパウダーに入っているノーズシャドウも代わりとして使えます。要は自然な影が描ければいいわけですから(ただし、メーカーによっては成分上推奨していないものもあると思いますので、肌トラブルにはお気をつけて)。次回はアイシャドウができたらいいなと思います。
 


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