話し合いは必ずしも「空気が重くなる」とは限らない
mafさん、こんにちは。お互いのことを思って遠慮してしまうお2人のことを、とても微笑ましく感じました。ただ、mafさんがおっしゃる心配もわかります。結婚したら、子どもが産まれたら、家を買ったら……。これから起こるであろう重要なことは、2人で話し合えた方が心強いですよね。
話し合いとは、意見を交わすこと。自分の気持ちの根っこの部分を伝えることには、不安を感じることもあるでしょう。ですが2人で意見を交わすことで気づきを得たり、見える景色が広がる可能性の方が高いですし、もし話し合いで傷つくことがあっても、人間としての器を広げることにつながります。だから「空気が重くなる」のは、マイナス面ばかりではないのです。
一方で、話し合いは必ずしも「空気が重くなる」とは限りません。「軽やかな切り口で」話題を振ってあげることで、よりオープンな話し合いだってできます。
おすすめは「夢に見ちゃった作戦」と「ながら作戦」
2人の将来のこと、具体的には「結婚」について話し合いたいとしたら、例えば「夢に見ちゃった作戦」や「ながら作戦」がオススメです。「昨日こんな家で一緒に暮らしてる夢を見たの!」「私たちに子どもがいる夢を見てすごく可愛かった」と軽い雰囲気で話を振れば、彼もリアクションしやすいのではないでしょうか?
伝え下手な彼とのことなので、思ったことをすぐに言葉にできないかもしれません。そんな時のために、「夢に見ちゃった作戦」には「ながら作戦」を併用するのもおすすめです。ながら作戦とは、テレビや映画を見ながら話を振ること。彼が考え込んでしまっても気まずくないよう「逃げ場」を作っておくことで、お互いに心にゆとりができるはずです。ながら会話といっても内容は茶化さずに、誠実なキャッチボールを心がけるとよいと思います。
その時の反応がいまいちだったとしても、別の日に再び「そういえばこの間の話なんだけどさ」と切り出しやすくなるのもメリット。そうやって一度でもパスを投げておけば、「前はこんなこと言っていたから、次にまた言われたらこう答えよう」と、彼も自分の意見を整理しやすくなるのではないでしょうか!
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