タレントのアン ミカさんとともに、人生の第二ステージ「セカンドステージ」を前向きに考えていく連載。61歳のご相談者の方は、定年後の夫のある行動に悩まされているそうです。それは、地元の「女友だち」の家に頻繁に立ち寄るようになったこと。アン ミカさんが、妻の悩みと、夫の寂しさ、その両方に眼差しを向けながら、「夫婦の絆」を取り戻すためのアドバイスを贈ります。
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【夫婦関係にまつわるお悩み】
主人は定年後、週1で実家にお野菜作りに行くようになりました。その際、50年来の女友だちのところに立ち寄ってから帰ってくるようになりました。ちなみに、定年後は一緒にいる時間が増えて揉めることが多くなり、私は鬱陶しくなって主人となるべく過ごさないようにしていました。
その女性の存在は結婚前から知っていましたが、それまでは年賀状やお手紙が来る感じで頻繁に会うことはなかったのです。なので、最初は気にもしていなかったのですが、あまりにも会うことが増え、そのことが原因でますます不仲になっていきました。
以前は、私の留守中に電話していて、私が帰宅したら「帰ってきたから」と電話を切るようなことがあり、とても気分が悪く、主人のことを信じられなくなりました。主人は私に気を遣い、いないときに電話したと言っていましたが……。
その件で話し合いも何度かしましたが、その女性には異性としての感情はないと言われたものの、平行線でスッキリせず今に至っています。話し合いの際に「あなたは変わった、合わないんだ」などと言われ、その言葉がずっと心に残っています。
それ以降も主人は変わることなく、その女性の元に寄っています。主人も主人ですが、その女性も自分が原因で揉めているのに、何の配慮もなく呆れてしまいます。
その女性は、自分の夫の愚痴を私の夫に聞かせ、夫も私とのことをその女性に話しています。その女性は主人が立ち寄れないとなぜか聞き、我が家のことも何でも聞いてきて気分が悪いです。
主人は完全に言いなり状態です。この先、ずっとその女性が私たちの人生につきまとうのかと思うと、悲しくてつらいです。離婚した方がいいのかもと考える日もあります。どうしたものかとご相談させていただきました。
●このお悩みが出てきたのはいつからですか?
主人定年後なので3~4年前です。
●ご自身では、この悩みの原因はどこにあると感じていますか?
主人が私の気持ちを考えず、その女性に会いに行くこと。話し合いが中途半端に終わり、ずっと引っかかっている。今さら話しを蒸し返すことはできない。
●この悩みを解決してどのようになりたいですか?
主人は結婚後、このようなことは今までなかったため、なぜこの歳になってこんなつらい日々を過ごさないといけないのか。娘たちも成長し、老後2人で楽しく暮らしていけると思っていたのに、悲しいやら寂しいやらです。昨年辺りからは、私自身も主人を避けることなく寄り添うようにしていても、やはり女性のところに行くのがつらいです。行かないでとは言えず、私は以前のような関係に戻れたらうれしいです。私が心狭いのでしょうか。
(mikimouse・61歳)
現在の家族構成:既婚
配偶者の年齢:69歳
子ども:長女35歳、次女30歳
職業:パート・アルバイト(金融、保険)
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