骨格診断で似合わないとされているアイテムを似合わせる解決策を紹介
ここから先は、骨格診断の理論に100%乗っ取った話ではありません。15年以上前に骨格診断を学び、骨格診断ストレートタイプ×ぽっちゃり体型という自分の体型で、おしゃれをポジティブに楽しみたい気持ちを軸に、骨格診断に長く、ときに緩く付き合い、試行錯誤してきた個人的な見解です。
NGアイテム1:ボアコートをストレートタイプが着るなら……
トレンドのボアコートは流行り始めた当初からどうしても着たかったアイテム。これまでたくさん試着してきましたが、ほとんどのアイテムは似合いませんでした。横から見たときの厚みがただただすごい人……になってしまって。
そんな中でついに見つけたのがシャツ型の、着丈が長すぎないボアジャケット。値段も高くなかったですし、これならチャレンジできる! と手に入れました。本当はもう少し小さいサイズのほうが良かったのですが、ほかのサイズはすべて完売していたので、その点はご容赦ください。
これでも、ぽっちゃり体型の私の場合は、体の厚みはどうしても出てしまいますが……ほかのボアコートと比べると、シャツ襟や袖口のカフスデザイン、サイドの裾のカッティングなどがアクセントとなり、自分のなかでどうにかOKを出せました(スタイルよく見せたい方は避けるのが賢明。難しいけれどおしゃれを楽しみたいという気持ちを優先させての挑戦です)。
伝えたいのは、「骨格診断でNGと言われているアイテムだから絶対に着られない!」となるのではなく、「これなら着られる!」と思えるアイテムを探すのもおしゃれの醍醐味です。もちろん、探すのは大変ですが……。
ちなみに、着方も大事で、フロントボタンをすべて留めて着ると大きく“事故り”ます。なので、防寒対策として着るのではなく、あくまでおしゃれを楽しむスタンスのボアジャケットです。
NGアイテム2:ダウンジャケットをストレートタイプが着るなら
骨格診断ストレートタイプは、スポーティなアイテムも得意なので、ダウン自体が苦手というわけではありません。ダウン自体にボリュームがあるので、選び方に気をつける必要があるだけです。
前ページに書いた「ダウン選びの避けたいポイント」をクリアすれば、似合うダウンが見つかりますが、手っ取り早いおすすめは、写真のような表面にダウン特有の段々がないタイプです。
また、ジャストサイズが似合うタイプなので、オーバーサイズすぎない、ピタピタすぎないのもポイント。こちらのダウンは少し大きめのつくりだったので、試着のうえ普段よりも2サイズ下を選びました。
ちなみに、厳密に言えば、ストレートタイプにはもう少し短い着丈がベスト。でも、あまりポイントを絞り込みすぎると、選べる服がなくなってしまうので、絶対に抑えたいポイントだけクリアすれば、あとは自分が許せる範囲ならOKと考えています。
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