鈴懸(すずかけ)
手土産としてはもちろん、自分へのご褒美にも
創業九十余年、博多に本店を構える創作和菓子店「鈴懸(すずかけ)」。東京は、新宿伊勢丹店と東京ミッドタウン日比谷店の2店舗のみの展開。ただし新宿伊勢丹店は平日であろうと、午前中であろうと、いつも長蛇の列……。そのため、買うのをあきらめてしまうことがほとんどでした。しかしその点、日比谷の方は人がいないわけではないのですが、ぐっと買いやすいのです。
大福などもおいしいのですが、やはり「鈴懸」でお持ち帰りと言ったら、「〇すず籠(えんすずかご)」。いくつかサイズがありますが、日持ちしないので、家族で食べきれるいちばん小さいサイズの¥1566のものを買っています。中には、「鈴乃最中」と「鈴乃〇餅(えんもち)」が入っています。
「鈴乃最中」は、新潟県産“こがねもち”を使用した香ばしい最中の中に「鈴懸」オリジナルのあんこが入った、小さいながらも奥深い味わい。
「鈴乃〇餅(えんもち)」は、佐賀県産の“ヒヨクモチ”を使用したもっちりとした皮に、北海道十勝産の小豆あんが挟まれています。どちらも濃い緑茶と一緒に召し上がってみてください。
パティスリー&カフェデリーモ
ここでしか手に入らない、“デリーモのショコラマドレーヌ”
シェフでありショコラティエの江口和明が手がける、「パティスリー&カフェデリーモ」の東京ミッドタウン日比谷店。地下鉄からのアクセスも良く、人気のカフェですが、お持ち帰りには“デリーモ”の看板スイーツである「ショコラマドレーヌ」の日比谷限定バージョンがおすすめです。
グリーンの箱に5つのマドレーヌが入っていて、カカオの濃度別にバリエーションがあるのもおもしろいんです。また、「抹茶マドレーヌ日比谷」は、ほうじ茶のマドレーヌに愛知の西尾の抹茶をディップした、「東京ミッドタウン日比谷」をイメージして作られたスイーツ。こうしたスペシャル感のあるものが入っていると、家に帰って食べたとき楽しさ増しますよね。
かごしま遊楽館
鹿児島のご当地アイスが日比谷で手に入る!
そして最後に、地下鉄日比谷線「日比谷」駅A4出口を出てすぐのところにある、鹿児島県のアンテナショップ「かごしま遊楽館」。ここではあえて寒い季節にアイスを買って帰ります。なぜならちょっと温かくなってくると持ち帰るのが大変だからです(笑)。普段は見かけないご当地アイスですので、家に帰って食べるのが楽しみになりますよ。
●天文館むじゃきのベビー白熊
かき氷に練乳をかけ、フルーツや豆類で彩りを添えた“白熊”。その発祥の地である鹿児島の「天文館むじゃき」の元祖白熊がここでは買えるのです。これはちょっとうれしいですよね! 私は日比谷に行くとき、これを買って帰るために必ず折り畳みできるコンパクトな保冷バッグを持っていきます。
●ジャムモナカ
このレトロなパッケージ! こちら1961年生まれのご当地アイス。南九州出身の方には懐かしのおやつだと思います。バニラアイスにりんごジャムがトッピングされたアイス最中で、ものすごいさわやかな味わいでおいしいのです。「ボンタンアメ」のセイカ食品が作っているんですよ。
●しぐれ
ここ数年、やっと全国に知れ渡ってきた“袋かき氷”。関東ではなかなか売っていないので見つけるのが大変なのですが、こちらで販売しているとは!? この“袋かき氷”、グラスに入れ、牛乳を注ぐと“いちごミルク”になっておいしいんですよ。
江戸時代には大名屋敷が並ぶ街として、明治維新後は帝国ホテルや鹿鳴館が建設され、社交の街となり、現在では日本を代表するビジネス街となった日比谷。近くに皇居や日比谷公園があり、緑を楽しむこともできます。どうぞ、日比谷ならではのおいしいものを持ち帰って、おうちで楽しんでみてください。
構成/佐野倫子
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