先週水曜日、キャサリン妃がイングランド中部の町、ダービーにあるカレッジを訪問されました。ここで待っていた一人の女性、キャプテン・プリート・チャンディ氏を見るなり、すぐさま皇太子妃がハグ! というのもこの方、医療将校として英国陸軍に所属する一方で、南極大陸を横断&南極点にソロで最短時間で到達、という世界記録を先月達成したばかりなんです。実はキャサリン妃は、チャンディ氏の挑戦に対してパトロンとして応援&支援をされていただけに、喜びもひとしおと言ったご様子でした。

カレッジの中では、南極横断に向けたチャンディさんの訓練を体験すべく、3つのタイヤを身体で引っ張りながら歩く練習にも挑戦されたキャサリン妃。そんなアクティブな内容のお仕事だったこの日のファッションは、やはりパンツスタイルをチョイス。爽やかなカラーコーデに加え、すぐさま注目したのが、ジャケット! なぜなら、この日初お披露目されたジャケットが、またもZARAだったんです!

皇太子妃となられても依然ZARAが大好き、中でもジャケットが大のお気に入りなキャサリン妃。そんなプリンセスが偏愛するZARAのジャケットとは? その特徴をご紹介します。

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ZARAのジャケット①最新版は1万円ちょっとで買える今季物の白

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2023年2月8日、イングランド中部ダービーのカレッジを訪問。 ジャケット/ZARA ニット/KILTANE  パンツ/不明 ピアス/アクセサライズ  スニーカー/ヴェジャ 写真:PA Images/アフロ

こちらが先週のキャサリン妃ファッション。スポーティーで、春らしさも感じられる、白とネイビーのカラーコーデが爽やかです。本来ジャケット好きなキャサリン妃ですが、ここ数年の鉄板デザインと言えるのが、テーラードにダブルブレスト、金ボタンがついた、まさにこのタイプ。定番色の白ではありますが、ツイードのような素材感が特徴ゆえに、シンプル過ぎず堅くも見えず、でも大人のオシャレ感が感じられます。

ボトムにはプレーンなブルーのスリムパンツを合わせ、足元は兼ねてから愛用のスニーカーで、サステナブルブランドのヴェジャの物ですね。

インナーにはカシミアのニットを合わせ、ピアスはパールとプレートが重なったデザインで、アクセサライズの物。上質素材&コスパブランドの組み合わせも、着回し上手なキャサリン妃ならでは。まさに今から使えるジャケットと、コーディネートです。

実は既にほかのZARAのジャケットもたくさんお持ちのキャサリン妃。今回はベーシックな白を追加購入されましたが、最初に選ばれたのがこちらでした!

ZARAのジャケット②赤も愛用されているキャサリン妃

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2022年2月22日、デンマークを公式訪問。ジャケット/ZARA フリルの襟付きトップス/ME+EM パンツ/ローラン・ムレ パールのピアス/マリア・ブラック ネックレス/モニカ・ヴィナダー 黒の型押しバッグ/アスピナル・オブ・ロンドン 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

これは2022年にデンマークを訪問された時のファッションですが、このジャケットが初めてお披露目されたのは2020年。それ以来、既に数回着回しもされてきました。最新の白と同様のデザインで、素材感も同じようにツイードのようなテクスチャーと、まさに色違いと言える2枚のジャケットです。

イングランドチームの象徴であったり、クリスマスなど、キャサリン妃にとって赤は意外に出番が多い色。華やかさときちんと感のバランスも良いため、公務でも便利と、最初に赤を選ばれたのでしょう。

黒で引き締め、メリハリのあるモードっぽい着こなしはもちろん、デニムなどラフなボトムで着崩して着るのもオシャレ感アップ。
素材感に華があるので、二枚めはベーシックな白を選ばれたところがさすが。定番デザインで、印象の異なる赤と白を購入されているところが、賢いキャサリン妃です。

ZARAのジャケット③ロイヤルブルーはシーズンレス素材を選択

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2021年5月24日、スコットランドを訪問。 ジャケット/ZARA スカート/ホープ クラッチ/メティエ 靴/ジャンヴィト・ロッシ  写真:代表撮影/ロイター/アフロ

コバルトブルーが目に鮮やかなこちらは、2021年のキャサリン妃です。実はこのジャケットも、ここまでの2つとデザインはほぼ同じ。異なるのは素材。
白と赤はツイードのような素材感があるものでしたが、これは端境期を中心に、シーズンレスで活躍してくれる、いわばZARAの定番的素材です。

表面がスムースでフラットなので、ベーシックな色よりもあえて鮮やかな色を選ばれたキャサリン妃。とはいえ、“ロイヤルブルー”と呼ばれる、プリンセスにとって便利なブルー系を選ばれたところがさすがキャサリン妃です。

実は、素材がプレーンで色もベーシックとなると、素敵に見せようとするとむしろ上級なコーディネートテクニックが必要。デザインや素材がプレーンな分、色だけは華やかにすれば、白やネイビーといったベーシックカラーを合わせるだけで、十分オシャレに見えるものです。

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キャサリン妃が9年愛用する紺ジャケットの着回し7変化
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