ヘア&メイク長井かおりから、これまで「常識」「鉄則」としてお伝えしてきたメイクテクやコスメ選び、マスク時代を経て、変わっているんです!! たった1ヵ所、メイクを更新するだけで、今っぽく美しく仕上がる、メイクのコツをご紹介。今回は、注目のグリーンのマスカラ編です。


vol.43
まつげくっきり派こそ、選びたいマスカラはグリーンでした!

 

今回変えたのは、マスカラの色。左の写真は上下のまつげに黒のマスカラを塗りました。一方、右の写真は上下のまつげにグリーンのマスカラを塗りました。
すごく微妙な違いかもしれませんが、むしろ、“黒マスカラと変わらないくらい、目元がしっかり引き締まる”ことにご注目を! そして、オレンジやピンク系ほど色の主張がないのに、さりげなくまつ毛にニュアンスが加わり、右のほうが洒落見えするのが伝わるでしょうか!?

 

深みのあるグリーンのマスカラは
黒のつもりで使っていい


ブラウンやオレンジ、ピンク、ブルーなど、マスカラの色が本当にカラフルになり、選択肢が増えたものの、「やっぱり黒じゃないと」「結局黒に戻ってきた」という方、特に大人世代の方には多いと思います。カラーマスカラだとどうしても「目ヂカラが弱まりそう」「まつげが白髪っぽく見えそう」「奇抜な感じに見えそう」というイメージがあるからかなと思います。実際、黒に比べると目元の引き締め感は弱まったり、アイメイクとの相性が重要になる色もあると思います。

でも最近、新色のマスカラをチェックしているうちに、「深みのあるグリーンのマスカラは、黒のつもりで使っていい」ということに気づいたんです。もともと黒いまつげの上に塗るので、緑と言ってもそこまで色の主張はせず、それこそ黒マスカラに引けを取らないほど目元が引き締まる。かつ、さりげない緑のニュアンスでいつものアイメイクがグンと垢抜けます! 「アイシャドウとの相性は……?」なんて気にせずに、もはや黒マスカラのつもりで使ってOK! 似たような効果は、ネイビーのマスカラでも可能なのですが、洒落感で言うと断然緑! 緑の持つ黄色みが、絶妙な抜け感を引き出してくれるんです。

 

こちらは黒マスカラを使ったメイクの仕上がり。もちろん、これでも十分素敵ですが……?

 

こちらは、緑のマスカラを使ったメイクの仕上がり。微妙な違いかもしれませんが、ほんのり目元にセンシュアルな雰囲気が加わり、こなれた印象に見えませんか!?

 
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