冠婚葬祭から普段使いまで、1つは持っておきたいパールジュエリー。パールを買うなら「MIKIMOTO(ミキモト)」と「TASAKI(タサキ)」は憧れ……という方も多いはず。近年はパールならではのエレガントさに加えて、モードなデザインも増えているそう。そこで今回は、日々さまざまなジュエリーをチェックしているスタイリスト室井由美子さんに、リングやネックレスなど、おすすめのパールジュエリーをセレクトいただきました。

パールを買うなら
「ミキモト」「タサキ」が良い理由

老舗ならではの安心感もそうですが、最近はよりモダンなシリーズも増えてきているところも注目すべき点です。今までのパールの概念を覆すようなデザインが豊富なところ、よりジェンダーレスなシリーズが増えたりなど、常に革新的なパールを私たちにみせてくれる2ブランドからは目が離せません。自分らしいパールが欲しいと思ったら、まずはチェックすべきブランドたちです。

【MIKIMOTO(ミキモト)】


1.「PASSIONOIR(パッショノワール)」

「PASSIONOIR(パッショノワール)」とは、PASSION(情熱)とNOIR(黒)を合わせた造語。真珠がもつ無垢な美と、漆黒の世界で更なる真珠の可能性を追求。MIKIMOTOとして初めて “黒”の世界を表現した、これまでにないコレクションです。

「PASSIONOIR」¥33000/ミキモト

柔らかな曲線のフォルムにアコヤ真珠を包み込むようなデザインのイヤーカフ。シンプルなピアスとの重ねづけもおすすめです。

「PASSIONOIR」¥31900/ミキモト

モダンな雰囲気のフォルムにアコヤ真珠をあしらったイヤーカフは、よりモードに纏えるジェンダーレスなデザイン。

「PASSIONOIR」¥253000/ミキモト

ブラックのチェーンに黒蝶真珠をあしらい、漆黒の世界を表現したブレスレットは、さりげなく揺れる“M”のモチーフもアクセントに。

「PASSIONOIR / M Collection」¥495000/ミキモト

MIKIMOTOの頭文字“M”と黒蝶パールを組み合わせたモードな雰囲気のピアスは、艶やかな黒の光沢感も印象的。

大草 直子

YUMIKO‘S コメント


パールの最高峰ブランドならではのエレガントさもありつつ、最近はよりジェンダーレスで力強いコレクションも増えているミキモト。「PASSIONOIR」は、強さと漆黒の感じが洒落ていて、いままでのミキモトのイメージを逸脱するようなコレクション。性別問わず着けられるデザインも今っぽいと思います。シアー感のある装いにつけたり、パートナーの方とシェアしたりしても楽しめそうです。


2.「M Code Liberté(Mコード リベルテ)」

モールスコードからインスピレーションを得たジュエリーコレクション「M Code」から派生した「M Code Liberté(Mコード リベルテ)」。フランス語で“自由”を意味するリベルテは、アジャスターで留める位置を変えることで、その名の通り自由にアレンジを楽しめるシリーズです。

「M Code Liberté」¥473000~/ミキモト

留める位置を変えることで、シンプルなロングネックレスとして、短くチョーカーのように着けることも可能。

「M Code Liberté」ネックレス(左)¥594000(右)¥698500/ミキモト

アコヤ真珠とシルバーを組み合わせた、軽やかで洗練されたデザインが特徴。

大草 直子

YUMIKO‘S コメント


「M Code Liberté」は「PASSIONOIR」と比べるとより繊細なシリーズ。ですが留め方などのアレンジで遊べますし、ネックレス同士のレイヤードもとても素敵です。
その名の通り、自由にパールをつけこなす大人の方におすすめ。チェーンのミックス感なども新しく、ハンサムな表情に仕上がります。

 
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