断定しない、決めつけない言い方は、主語が「私」

主語を「あなた」から「私」にするだけで上から目線感がなくなる! ハイブランドの元販売員がVIPに学んだ言葉の使い方_img0
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年長者になるほど、上からモノを言わないように、自分の言葉が威圧的にならないように気をつけたいと素敵なお客様はおっしゃいます。

そのためには、断定しないこと、決めつけない言い方が大事かもしれません。
「あなた」が主語になると、決めつけた言い方になります。
「遅いわね」という言葉は、「あなたは遅い」と、あなたを主語にして、決めつけている言い方です。

 

「あなたは〜ね」と言いたくなったときは、主語を「私」に変換します。「私は、あなたに早くしてほしいと思っています」だと、私が主語なので、そう思っているのは私の気持ちだから、相手は「なるほど、この人は、そう思っているんだな」と受け取りやすくなるのです。

また、語尾も大切です。「〜してください」「〜しましょう」は、どんなに丁寧に言っても命令形になるので、威圧的に感じる人もいます。

「〜してくださいますか?」「〜してみませんか?」という疑問形だと、相手は、「YES・NOの判断は私に委ねられている」と感じるので、受け取りやすくなります。