実を言うと、今日は別のネタを考えていたんです。しかしながら、銀行に行く用事のついでに立ち寄った近所のウエルシアで、この商品のパッケージに印刷されたギョンシク先生と目が合ってしまいました。ちょうど、SNSでギョンシク先生の話題を見たばかりだったんです。欲しかったのよね、これ。というわけで、急遽わりこみとなったお助けコスメがこちらです。今どきのドラッグストアは感度が高いですね……。

韓国でアイドルや俳優のメイクを担当。そのノウハウをSNS配信し、多数のフォロワーを抱える人気メイクアップアーティスト、ハム・ギョンシク先生がグリップ感やサイズにこだわって開発した、ベースメイク用のスパチュラ。昨年の日本上陸以来、話題の一品です。私は近所のウエルシアで見つけましたが、Amazonにも公式あり。ピカソ・メイクアップスパチュラ (スパチュラ+メイクスポンジ2Pセット)¥2178/O.F.A

 

 

韓国芸能界でプロが長年使用してきた、スパチュラテクニック


韓国では肌本来の輝きのようにほのかなツヤを演出する「速光ベースメイク」が近年注目されているそう。そんな肌表現のため、薄くキレイにファンデを塗る必要があるということで、長年プロだけが使っていた技がスパチュラ塗りなんだとか。それを一般人にも使いやすいギアにして紹介してくれたのが、こちら。

誰でも使えるスパチュラを監修してくれたハム・ギョンシク先生。KARAや少女時代など数々の大物アイドルを担当してきた実力派だそうです。
クリーム・リキッドタイプならファンデは問わないようなので、今回は2022年秋冬のミモレビューティアワードでも齋藤薫さん個人賞をとった大ヒットファンデ、こちらカネボウ ライブリースキン ウェアを使用してみます。
ファンデを手の甲に取り、スパチュラの刃を手の甲に対して垂直に当てて、刃のエッジの部分にファンデをつけます。
頬は刃渡り全体を使って薄く延ばします。保湿をたっぷりしたほうが延ばしやすいかも。厚みがあるのと、エッジをなめらかに加工してあるので、肌あたりはとても優しいです。あとからスポンジで馴染ませるのでざっくりでOK。
細かいところは刃先を使うといい感じです。
セットで入っているスポンジはTOFUスポンジと同じようなタイプでした。濡らしたスポンジで馴染ませます。
ニキビやアラにはコンシーラー使っちゃいましたが、ファンデを見ていただけたら。厚塗り印象ではないのにいい感じではないですか?

使い方はハム・ギョンシク先生の公式YouTubeでも紹介しているのでチェック。

使ってみての感想。クリームファンデって、指塗りだという方が多いのではないかと思うのですが、そこをスパチュラに置き換えるのは悪くないチョイスだな、と思いました。慣れればそんなに難しくないし、思ったより小回りがききます。でも、何よりいいなと思ったのは、使用量がものすごく減ることと、衛生的な点。

全顔塗ったのに、こんなに余ってしまいました。もっとちょっぴりとればよかった……。塗る量が少ないせいでしょうか、ポカポカの小春日和に夕方になっても全然ファンデが崩れなかったので驚きました。
ステンレスなので使ったあと、キレイにふけて清潔。ファンデブラシの使用後のように、どのタイミングで洗おう……という気持ちにさせられないのが嬉しい。ずっと使えるのもいいですよね。よろしければお試しになってみてください!


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