白檀をベースに香料の調合をスタート。迷いなく、大胆に香料を足しながら、オリジナルの香りを作っていきます。
はまじ:ちょっと龍脳を大胆に入れすぎたかもしれません。どうでしょう?
井口さん:爽やかで、でも奥行きのあるいい香りだと思いますよ。前回、購入いただいたスティック香(お線香)もそうでしたが、今のはまじさんの心が爽やかな香りをもとめているのでしょうね。 使う香料が決まったら、水を加えて粘土のように練っていきます。そのあとに平たく伸ばして、お好きな型で抜いていきましょう。今回の量で、使う型にも寄りますが、8個くらいの印香を作ることができます。
井口さん:あとは水分を飛ばすために3日間乾燥させたら出来上がりです。そしてぜひこの香りにはまじさんがお名前をつけてあげてください。名前のつけ方にもルールはありません。香りからご自身が感じることや込めた思いなどをぜひ名前にしてみて下さい。
はまじ:わかりました。ちょっと考えて見ますね。
はまじ:できました! 今回、私が調合したお香は「放心ノ香」です。深呼吸して吐き出すような、心が解放されるような香りだなと思って名付けました。
井口さん:ちょっと驚きました……。
はまじ:えっ!? 私、変な名前をつけてしまいましたでしょうか。
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