モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。彼女がファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。今回はお香の専門店「Juttoku.」にて、お香の基礎知識を教えてもらうとともに、お香作りを体験します!
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モデルはまじが「お香」に興味を持ったきっかけとは?
はまじが「香」のお店へ行ってみたいと思ったのには、ふたつ理由があります。新たに自分が楽しめることを探しているから、そしてお香の存在が身近になったからだといいます。
「昨年末に義理の父が亡くなり、自宅でもお線香をあげるようになりました。それでお香に興味を持ち、ふとお香作りのワークショップがあるという話を聞いたことがあったのを思い出したんです」とはまじ。
自作のお香をあげられたら素敵だけれど、そもそも仏前に上げるお香のマナーもよくわかっていない……。そんな思いから、今回勉強することになりました。
今回教えてくれたのは、お香屋「Juttoku.(ジュットク)」の井口さんです。以前はIT企業に勤めてられていて、あるとき「香」の文化に魅了されて、まったく違うお香の世界に飛び込んだというキャリアの持ち主。
はまじ:今日はよろしくお願いします。そもそもの疑問なのですが、香りを楽しむためのお香とお線香は別物なんですか? 仏前にあげるのは、お線香じゃないといけないのでしょうか?
井口さん:いえいえ、そんなことはないんですよ。もちろん宗派などによって違いもあるので一概には言えませんが、お線香をあげるのは立ち上る香りで天に祈りを届けるため。だからお線香でも、印香(型で押し固めたお香)でもいいんですよ。どちらも材料は同じで、形が違うだけ。「お香」というジャンルの中に、線香や印香、練り香などの種類があると考えてもらうとわかりやすいと思います。
はまじ:そうなんですね。知らなかった! 今回体験させていただくお香作りでは、香りを自分で調合できると聞きました。実際に自分で作ったお香をあげたいとおもっているのですが、香りには決まりはあるのでしょうか。お線香というと、いわゆる誰もが想像する”あの香り”がありますが、香りも自分が調合したものでいいのでしょうか。
井口さん:考え方にもよると思いますが、自分が好きな香りのほうがより思いが届くような気がしませんか。きっと喜ばれると思いますよ。それに家の中も好きな香りで充満しているほうが心地いいですよね。
どうしても「お香」というと仏前にあげるお線香のイメージがありますが、もともとはちょっと違う意味合いのほうが強かったんです。
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