3月10日にアメリカのシリコンバレー銀行が、さらに13日にはシグネチャー銀行が、相次ぎ経営破綻。その余波が、セレブにも波及している模様です。女優のシャロン・ストーンが「Women’s Cancer Research Fund(女性のためのがん研究基金)」のチャリティで「カレッジ・アワード」を受賞し、その席で今回の経営破綻の影響で自身の資産を失ったことを明かしました。
The Hollywood Reporter 誌によれば、自らも乳がんサバイバーであるシャロンはこの授賞式のスピーチで、資産について言及。
シャロンは、「お金をテキストメッセージで送信する方法を理解するのは難しいということは知っています」と、寄付を行うときの技術的な側面についてコメント。
「私はテクニカルなことはからきし苦手ですが、小切手を書くことはできます。そして現在の時点では、それすらも勇気がいることです。なぜなら私は何が起きているかを知っているから。私は今回の銀行騒ぎでお金の半分を失いました。でも、そんなことで私が消えたりはしないけれど」。
シャロンはこの「騒ぎ」の銀行がどこなのか明確にはしていないけれど、時期的にもシリコンバレー銀行やシグネチャー銀行であることは明らか。
シリコンバレー銀行の取引先はスタートアップ企業などが中心で、個人の預金は1割と言われていますが、シャロンは取引があったのでしょうか。13日にはバイデン大統領が「預金は全額を保護する」と明言していましたが……。
もしかしたらシャロン以外にも被害を被ったハリウッドセレブがまだいるのかもしれません。続報が待たれます。
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