ファッションエディターの松井陽子さんが、最近のネイル事情と新調したお財布を紹介します。

シャネルのネイル、ジルサンダーのお財布。春の小物は色とりどり_img0
 

皆さんこんにちは。

桜の季節、楽しまれましたか。
青森でも、過去最早の開花宣言とのこと! 長く寒い冬が終わった後の春の訪れ。優しい陽気を感じたら、ふっくらと淡いピンクの花でいっぱいになった桜が景色を変えてくれる……。特別でしょうね。

 

親友が目黒川のすぐそばに住んでいて、彼女が仲間とのグループLINEに日々の桜の様子を送ってくれました。満開の頃は、みんなでその日眺めた様子を送りあって、しばらく”桜つうしん”のように。楽しかったです。いろんなところで咲き誇る桜を愛でられたからか、今年は綺麗な桜をたくさん楽しむことができました。


桜の季節は、新しい季節。お子さんが受験を乗り越え、晴れて入学式を迎えられた方、新社会人になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。おめでとうございます!!

コロナもあって、気を張りながら見守る家族の心労も相当だったことと思います。子どもが3人いる我が家も、つい数年前までは毎年のように誰かが受験生でした。合格発表のあの緊張感ももはや懐かしい思い出ですが、もうしばらく忘れていたい……。まだ1人、10歳児もおりますが……。

ドキドキするあの重圧に耐えられず、試験の日も合格発表の日も私は普段通りに仕事を入れていました。私が妙に注力するより、やや手離しながらいつも通りでいる方が子どもたちにとっても良かろう、と。特に発表の日は、もう待つことしかできないんですもの。撮影や打合せなどに集中しているときに電話が鳴る。すっかり忘れていて「あ!」と思うと、大体見事に合格! それも一種の験担ぎですかね(笑)。

踊り出したくなるような喜びや、息を吸うのも辛いような重たい悲しみ、これから始まる新しいことへのどきどき、わくわく……。春は、さまざまな気持ちを胸に抱きながら始まる季節ですね、改めて。


気持ちが上にも下にも動き回る春は、実は私にとっては要注意な季節です。それでなくても眠いし、残念なくらい毎年のように調子を崩す季節でもあります。冬に蓄えたいろいろのデトックスなのかな。

以前も書いた記憶がありますが、生き物の芽吹きの季節はどうもそちらにエネルギーが奪われがちなようです。「新しい」のわくわく感、ドキドキ感。浮き足立つようなそのふわふわの空気感。街を歩けば、新入生や新社会人といった”新”の緊張感やみなぎるやる気のエネルギーに引っ張られるのか……。

それを感じるからこそ、歩みの速度を落とし、いつも以上に落ち着かないと。やる気を出しすぎて頑張りすぎないように、要注意で控えめに、そのくらいでちょうどいいのに。

やってしまいました。

ご無沙汰していた友達と2日連続でたっぷりとサーフィンして、翌日は伊豆で強化合宿のごとくサーフィンを。春休みって最高ーー! って喜んでいたら、その週末インフルエンザに……。

体が痛すぎて眠り、眠りすぎて体が痛くなり……。土日はほとんどベッドから動けぬままでしたが、タミフルを飲んだらお陰さまで元気になりました。

今週は撮影もなく、自宅で進められる仕事ばかりだったので、本当にラッキー! 私に続きもれなくかかった10歳児とのんびりと過ごしております。

だから、「はい、やっぱり今年もやってきましたね」という感じです。と同時に、「はい、ちょっと調子に乗ってました」と反省中。

サーフィンも、春は楽しみすぎないようにどこかで気をつけているんです。数年前にサーフィンをしていて大きなケガをしたのも5月で、その前に膝を痛めたのもやっぱりこの季節だったから。以来、春は「ほどほどに」。それがマイルールです。

今回は、そのルールを忘れて大いに楽しんでいたので、はい、もう仕方ない。怪我しないだけよかったです。


というわけで、自宅療養中の家着のコーディネートもどう?(笑)ということで、以前に質問をいただいたネイルカラーと、新しい相棒をご紹介します。

 
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