料理家・栗原はるみが、これまでのキャリアのなかで2万以上あるレシピの中から選び抜いて、パーソナルマガジン『栗原はるみ』最新号に掲載しているのが、和・洋・中の基本のレシピ。そこには「これだけ作れれば大丈夫」という栗原さんの思いが込められています。
最新号には他にも、ひとりごはんのレシピ、私服のワンピースを紹介するファッション企画や毎日の花の飾り方の特集も。
別冊付録は、冷蔵庫にあると食卓が楽しくなる常備菜のレシピをまとめた『楽しい、常備菜。』です。栗原さんの料理教室へ参加しているような気分で、お楽しみください!
今回は『栗原はるみ』編集長・片岡と、クリエイティブディレクターの柴田が、最新号の製作秘話、裏話をお届けします。
栗原さんと雑誌の製作中に、驚いたこと
片岡:4月3日、最新号が無事に発売となりました! 4号目の製作中、校閲からの指摘や、疑問点などが出てくるのですが、その度に栗原さんに連絡をして確認するんですね。どうしても何度もお電話することになってしまうのですが、栗原さん、絶対に出てくださるんですよ!それもワンコールかツーコールで。
柴田:そうだよね。出れない場合も、すぐに「もしもし〜」って折り返してくださる。すごいなぁ、見習いたいなぁと尊敬しています。
片岡:ほかにも、撮影中に驚いたことがありました。4号目の表紙ですが、シェフ感のある、ボウタイの白いシャツを選んだんですよね。
柴田:そうそう。今回のメイン特集は、和・洋・中の料理の基本ですから、料理に合わせて装いもこだわったんです。それで、洋食の時はシェフ風にしたい、ということで白いシャツと白いエプロンで、かっこよかったですよね。
片岡:そこで驚きなのが……栗原さん、このシャツで料理されているのに、絶対に料理中にソースを飛ばさないんですよ! 表紙を見てください、トマト缶ですよ(笑)。揚げ物をされていても、油が絶対に洋服に飛ばない。私なんて、何度飛ばして後悔したことか。
柴田:きっと、ひとつひとつの作業を丁寧にされているからでしょうね。
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