淡いワントーンの”引き締め役”に黒のストール。無造作に巻くだけでサマになるのはリネンの風合いあってこそ

 

ストール（95㎝✕200㎝）￥39600／アソースメレ（アイネックス） トップス￥27500／サクラ（インターリブ） パンツ￥53900／ebure（ebure GINZA SIX店） ピアス￥13200／アフェクト　リング（右手）￥36300／サラース（サラース カスタマーサポート） リング（左手）￥128700／ジョージ ジェンセン（ジョージ ジェンセン ジャパン） バッグ￥49500／エポイ（エポイ本店） シューズ￥91300／クレジュリー（ブルーベル・ジャパン）

斉藤：白と柔らかいベージュのコーディネートって夏に着たくなりません？　でも、意外に難しいんですよね。ただ明るく淡い色だけだとぼんやりしがちだけど、首元の黒のアクセントを置くだけで全身の印象が様変わりするんです。

松井：たしかに！　素材のリネンが、また優秀よね。空気を含んだようなボリューム感で、ラフに巻いただけなのになんだかサマになるの。

 

斉藤：ただぐるぐるって巻いただけ（笑）。リネンの風合いでほっこりするかといえば、それもないし、かといって顔まわりに黒を持ってきてもモードが過ぎることもないでしょ。この立体感が着こなしに奥行き感を作ってくれるんです。それだけで着映え感がうんと上がるでしょ？　

松井：ほんとほんと。ごくごく実用的なところいえば、首の後ろって冷房からも日差しからもいちばん守りたいじゃない？　それが着映えながらできるっていいわよね。リネンは肌触りもドライだし、通気性もいいから、首元に巻いていても蒸すこともないし。もし暑くなったら手持ちにしたり、バッグにがさっと置いてみたり。

斉藤：リネンのストール、ただ持つだけ、置いただけでも表情豊か。まさに冒頭の写真がそうですよね。巻き方だって本当にコツなんてものはなくて、ぐるぐる巻くだけ。騙されたと思ってぜひ試して欲しい（笑）。

「ストール」をジャケットやカーディガン感覚で羽織のように使うなら？？？