お皿が1枚ずつ違うなんて、どうやってまとめればいいの? ととまどう方も多いかもしれません。でも私も試してわかりましたが、食卓というのは意外となんでもアリです。お皿が違っていても、カトラリーやナプキンが同じだったり、そうでなくてもデザインの方向性が一緒であれば、なんとなくまとまって見えます。
そしてインテリアと同様、テーブルコーディネートもトライ&エラーで磨かれていくもの。バラバラのお皿のいい点はここにもあります。しっくりこないお皿があれば、その1枚だけ替えればいいのですから! 他とはどうしても合わない、と思ったら、観葉植物の鉢の受け皿にするとか、猫のご飯皿にしてしまえばいいのです。
我が家ではお皿だけでなく、カップ&ソーサーもブロカントで買ったものなので、1客ずつのものばかり。そしてティーポットは、昔購入したアスティエ・ド・ヴィラットのもの。もはや共通項もありませんが、それでも自分が好きだと思ったものはまとまって見えるらしく、違和感なく一緒に使っています。
YouTube の視聴者さんからのコメントによると、世界にはお皿は6枚、12枚セットがマストという国も多いようで、「1枚ずつ違うお皿を使うなんて考えたこともなかったけれど、素敵ね」という声を多数いただきました。中には、「大事にしていたのに1枚割れてしまったお皿のセット。残りのお皿を捨てられずにしまっていたのだけれど、バラバラでもいいのね! また出して使うわ、ありがとう」なんて、思わず嬉しくなるようなコメントもありました。
そもそも今は、エコロジーの観点からしても、ものを大事にしなくてはいけない時代です。お皿はセットでなくてはいけない、という思い込みから抜け出してみると、食卓は華やかになり、無駄も減る。まさに一石二鳥じゃないかな? と思うのですが、いかがでしょう。
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