抜群の好感度で、イギリスの世論調査会社の「好きなセレブリティランキング」でも4位の人気を誇る、ケンブリッジ侯爵夫人ことキャサリン妃。常にエレガントで上品な装いの彼女が、先日のイースター祭の公務の際に、王室のプロトコル(規律)を破ったと話題になっています。

キャサリン妃がイースターの礼拝で「英国王室のプロトコルを破った」と話題に_img0
写真:代表撮影/ロイター/アフロ

夫のウィリアム皇太子と3人の子どもたちを伴って、日曜のイースターの礼拝のために教会を訪れたキャサリン妃。目の覚めるようなロイヤルブルーのコートドレスにハットで、完璧な装いに見えます。しかし、ネット民が注目したのは、彼女の指先。そこには真っ赤なマニキュアが塗られていたのであります。

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写真:代表撮影/ロイター/アフロ


実は、これは異例のこと。イギリス王室では、マニキュアはクリアネイルかナチュラルな薄いピンクしか認められていないのだとか。ちなみに亡くなったエリザベス女王のお気に入りは、「エッシー」の「Ballet’s Slippers」というカラー。

 

キャサリン妃はこれまでにもいくつかのプロトコルを破ってきた経緯があり、それは時代の変遷によって当然のことでもあるので、世間では比較的、好意的に受け入れられてきたのです。たとえば先日、公務に初めてデニム(といっても濃いインディゴカラーのきれいめデニムですが)を履いたこととか。

しかし今回の赤ネイルに対しては、SNSではなぜか否定的な意見が多く見られます。

「ケイトの赤いネイルのせいで写真が台無し。キャサリン妃はプロトコルを破っているし、それによって家族全体を辱めている。ショッキングなこと」
「ケイト・ミドルトンは恥を知ったほうがいい」
「王室制度はマニキュアのせいで崩壊するだろう。彼らは近代化しすぎてはいないか?」
「彼女の人間性……。これは、ちょっとしたことが家族全体の恥となることへの警鐘だ」などなど、すごい言われよう。

当然、これらの批判に対して、キャサリン妃を擁護するコメントも多数。

「神よ、ついに王室の女性たちが時代に追いついたのです。マニキュアの色に何も問題が見当たらない。それは誰も傷つけたりしないもの」
「もしも彼女のマニキュアがあなたを攻撃するのなら、あなたは人生で間違ったものに意識を向けすぎている」
「あなたは気が狂うほど嫉妬してるってこと。こんなに美しくて可愛らしい子どもたちを連れた人をそんな風に批判するだなんて、自分自身を恥じた方がいい。彼女はいつも通り美しい!」
などと、まるでアイドルのアンチとファンの対立のようにツイッター上で炎上中です。

キャサリン妃は賢い女性なので、自分のネイルが論争を呼ぶことを予想済みだったとは思いますが、そのリスクを冒してまで挑戦した赤ネイル。あなたの意見は、いかがですか?

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前回記事「アリアナ・グランデ、容姿批判についてのメッセージが「心を打つ」と共感を集める」はこちら>>

 
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