スケジュールを手帳からアプリに換えて数年が経過。いまだにうっかり消し忘れたり、日時を間違えたりすることがあります。先日も山梨へ取材に行こうと駐車場から出たあたりで、正しくは10日先だったと判明し、しばし呆然……。朝7時30分のことでした。家に戻って仕事するのもありだけど、間抜けな自分に腹は立つし、ぽっかり空いた1日がうれしくて、ハンドルを握ったまま、何かがひらめくのをじっと待ちます。

温泉♨
※青木良文さまも“温泉が良い”って言ってたな♪


栃木☀
※当然、山梨は行きたくないし、栃木なら鬼怒川・塩原・日光など温泉も豊富!


あ、宇都宮餃子!
※栃木と言えば、やっぱり餃子ですよね


まさかの急展開、宇都宮で餃子を食べることにしました! じつは過去に何度もトライして、あまりの行列ぶりに諦めたことしばしば。でも、スタートが早い本日なら、人気店も開店前ぎりぎりに到着できそうです。


宇都宮には約200店の餃子提供店があるらしく、
市民FOODの餃子を代表する人気店が「正嗣(まさし)」と「宇都宮みんみん」。いろんなランキングで必ず名前があがる東西横綱です。この2軒は地元でも超人気で、複数店舗を展開していますが「正嗣 宮島店」と「宇都宮みんみん 宮島町本店」は、ほぼ隣同士なんです。うまく行ったら、一気にハシゴできちゃいそう。

さて、今回は席数が少なく、売切れ次第終了の「正嗣」から攻めることに。開店前から並んだのですが2順目になり、約30分後に入店できました。こちらは餃子専門店なので、ビールとかラーメンなんてありません。ひたすらおいしい餃子に真摯に向き合います。メニューは、焼き餃子、水餃子、冷凍餃子(持ち帰り用)の3品目のみ。潔いですね。

お持ち帰りのお客さんも次々に。「正嗣」はカウンターだけのお店です。

みんなが“焼き&水”を注文していたので、まねっこして“焼き1、水1”をオーダー。焼き餃子はもちろんおいしいのですが、水餃子が意外なおいしさでびっくり! お酢を2周回しかけて、醤油を少々たらし、お好みでラー油を入れると、スープまでおいしくいただけちゃいました。しかも、焼き餃子&水餃子は1人前がなんと210円の良心的価格なんですね。これは人気なわけだわ。

野菜たっぷりの餃子。小ぶりなので、男性は焼き餃子2~3が基本のよう。
水餃子はこちら。こちらも6個入りです。

混んでいるので食べ終わったら即お会計。お隣の「宇都宮みんみん」に向かおうと思ったのですが、さらに行列が伸びていて大変なことに。席数は「正嗣」の倍あるとはいえ、こちらは“ごはんと焼き餃子と水餃子と揚げ餃子のセット”というガッツリ系もあって、回転は遅そう・・・・・。

「宇都宮みんみん」。食べ損なっちゃったので、次回はみんみんからスタートしたいですね。向かいに専用駐車場があります。

「正嗣」から流れて、「みんみん」の列に並びはじめる同志も多かったのですが、私はもう1軒、気になっていたお店「めんめん」へ向かうことにしました。「めんめん」はランチタイムも終わりかけていて、スムーズに入店できました。カリッカリの羽根つき餃子は味が濃い目で、若者や男性に人気なのもうなづけます。
 

羽がぱりっぱりでした。酢とコショウであっさりと食べてみます。
4分ほど歩いたところにある中華料理店の「めんめん」。ここも餃子ランキングでかなりの高得点のお店です。


今回は2軒回って、約3人前の餃子をいただいたところでギブアップ。生まれて初めてこんなに餃子ばっかりを食べました。でも、「宇都宮餃子館」、「元祖宇味屋(うまいや)」、「餃天堂(ぎょうてんどう)」など、有名どころはまだまだたくさんあります。お取り寄せが可能なところも多いので、ご家庭で宇都宮餃子パーティーもおすすめです。私も食べたばかりなのに恋しくなってしまい、「正嗣」の餃子をクール宅急便で取り寄せちゃいました!