不自由だからこそ感じられる喜びがある


小さな子どもと過ごしていると、どうしても大人の都合やスケジュールで子どもの行動をコントロールしないといけない場面も多いと思います。一方で、子どもの好奇心にまかせることも大事だと言います。

こもちこんぶ:一見無駄に思える時間も、自分の興味を広げてくれるものなんだと気づくことがあります。息子たちが壁に落書きをするんです。やめて欲しいなって思うこともたくさんあります。でもそれが文字を書く練習になっていたりして、何週間もかけて『やっと自分の名前を書けた!』と伝えてくれる。大人の価値観で無駄だと思うことをショートカットしてしまうと、子どもの興味が失せてしまうし、自分のしていることは無駄なんだって自分に言い聞かせてしまうと思うんです。

さらに、子育てから教えられることが他にもあるそうで……。
 


「育児、それは果てしない無との戦い。育児、それは絶え間ない不自由との戦い。ここを超えしものたちを待ち受けるは大躍進。間違いないよ」
 


ある動画の中で、こもちこんぶさんは語りかけます。
子育ては、不自由さと隣り合わせ。しかし、不自由であること、は決して悪いことだけではないのだとか。

 

こもちこんぶ:子育ては誰がどうあがいても、不自由なんです。不自由さが苦しいって思うと、それしか見えなくなってしまうけど、角度を変えると、不自由だからこそ楽しめる瞬間ってたくさんあるんです。不自由の中に、自分にプラスに返ってくるものがたくさんあると信じています。

@takeda_komochikonbu #あなたへ#本日も家事育児お疲れ様です #4兄弟の母#竹田こもちこんぶ ♬ オリジナル楽曲 - 竹田こもちこんぶ



こもちこんぶ:例えば、雨の日の子連れでの外出って、すごくめんどくさいし、”不自由”を感じます。「駐車場近いほうがいいよね」って私がつぶやくと、子どもが「でもねママ、遠くていいこともあるだよ」って言うんです。「いろんな不思議と出会えるんだよ」って。大人にとってみれば不自由で仕方ないことも、捉え方によっては発見があるんです。そして雨の日に友達が車で迎えに来てくれると、普段感じない喜びを感じます。お母さんたちはいつも不自由を感じているから、少し自由ができると「自由だー!」って倍の喜びがあったりします。一人の時は感じなかった喜びです。不自由の裏返しで喜びもあるんですよ。