以前、ジュエリーについて書いたときに、自分のジュエリーヒストリーを紐解いてみました。そこで改めて感じたのですが、私はどうも、カラーストーンが好きみたいです。地金の強さや潔さ、凛とした佇まいにももちろん惹かれるのですが、もしもある日突然、まばゆい光とともに美しい女神が現れて「あなたにこの30万円をあげます。何か好きなジュエリーをお買いなさい」と言ってくれたら、私は迷わずカラーストーンのリングを選びます。(←とうとう妄想ワールドもファンタジー系に突入)
話は毎度のごとく逸れました。発表される新作に、毎回惹かれてしまうブランドがhum! 地金を叩いたモダンなデザイン、ダイヤモンドを使ったものなど、美しいコレクションはたくさんありますが、やはりhumといえばこれ、の透かし細工が美しいカラーストーンです。
ジュエリーって、洋服以上にすごくパーソナルかつ親密なもの。その人の趣味嗜好はもちろんのこと、大げさにいうと心象風景とか、目指したい女性像とか、心の深い部分が現れると思います。身近な例でいくと、普段はスタイルも辛口で、トークもキレッキレなかっこいい女性なのに、ジュエリーだけは意外にも甘口、という人いますよね。ハートやフラワーのモチーフをつけていたり、ピンクの色石を選んでいたり。そういうのを見ると、あれ意外だぞ!と思うと同時に、見ちゃったもんねー♡と、自分はまだ知らないその人の一面をのぞいたような気になります。
それから、私がハムのカラーストーンを見るといつも、なぜか旅への思いが広がります。美しい夕日のピンクと紫が混じった色、朝焼けの黄色、深い海のブルーなど、楽しかった旅の思い出、あるいはまだ見ぬ異国のイメージ。カラーストーンの奥深い色、あとはどこかエキゾチズムを感じるデザインだからですかねー。わけもなく好きなものもいーーーーーっぱいありますが、このジュエリーのように、見るといつも何か素敵な風景が浮かんで、ほわっとハッピーな気持ちになれるものって、本当にいいなあ、と思います。
私が毎日しているハムは、シルバー×ダイヤモンドのタイプ。ヴィンテージのような細工が美しく、このようにエンゲージリングと重ねづけをしています。毎日エンゲージをしたいと思ったのですが、このようなエタニティだとカジュアルの日にやや合わせづらく。シルバーで、幅広で、かつ、エタニティとマッチするカジュアルなダイヤモンドづかいのものを探していたら、ハムで出合ったのでした。エタニティがぐっとつけやすくなって、私のスタイルとも合うので、しばらくこれでいくつもりでーす。
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