ふと気づくと、何もしていないのに存在に威圧感があったり、それまで似合っていたはずのシンプルカジュアルに違和感を覚えたり。これまでの自分から何か少し変えないといけないのかも……、そんなふうに感じることが増えてくるミモレ世代。そのひとつの解決策が、今までよりも少しだけ「フェミニンさ」を多めに取り入れること。決してそれは「甘さ」ではなく、言い換えるなら「ほんのりと匂い立つ女っぽさ」。その具体的な方法を教えてくれるのが、今回ミモレのファッション特集に初登場となるスタイリストの福田亜矢子さん。スタイリングを着るのはミモレ世代のエディター＆ライター松井陽子さんです。
フェミニンさを取り入れる、最初の一歩は「ブランド」に
頼ってみること。ミモレ世代へのおすすめは？
最初にスタイリスト福田亜矢子さんが提案してくれたのは、大人にちょうどいいフェミニンを纏うことができる「ブランド」でした。
「『女っぽさ』って無理に足そうとすると難しいもの。最初の一歩としておすすめなのは、今の気分に合う女性らしさを提案しているブランドの服を選ぶこと。中でも私が注目したのは『デパリエ』のスカートと、『ハルノブムラタ』のブラウスです。共通しているのは、”品の良いモード感”を兼ね備えていること。大人の女性の体に纏うことで生まれるそのフェミニティは、清潔感もあって、とてもいい雰囲気に落ち着くんです」
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デビュー2年目の注目ブランド「デパリエ」で狙うべきは素材にこだわった「スカート」
ハリ感のあるオーガンジー素材が生むドラマティックなシルエットが、全身を美しく。ほのかな透け感が軽やかなモード感もひとさじ。ニュアンスのあるトーンを重ねれば、優しげなムードで着こなせます。スカート￥41800／デパリエ（デパリエ ニュウマン新宿店) トップス￥24200／スローン ネックレス￥35200／サフラン（バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター) バッグ￥58300／へリュー（ショールーム セッション) 靴￥28600／エーエメリー（プルミエ アロンディスモン)
「デパリエ」といえば、素材へのこだわり。グッとくるものが多く、デビュー以来ずっとチェックしています。上品なインパクトで、取り入れるだけで印象を強く、パッと華やがせてくれるんです。トップスはシンプルなノースリーブニットを。顔まわりは定番であり、ベーシックだからこそ、気負いなく、新鮮なエッセンスを取り入れられます。
デパリエのスカートのように素材にこだわりのあるアイテムは、手に取っただけでも、ぐっと気持ちを高めてくれますが、実際にはいたときの優美な佇まいは格別です。面積も大きく全身の印象を方向づけてくれるロングスカートなら、効果もわかりやすいので、おすすめです。
素材にこだわった「デパリエ」のスカートはこちらもおすすめ！
トップスとボトムだけのシンプルなコーディネートが多くなる夏こそ、スカートで少し大胆に。色や生地も、いつもよりもドラマティックで、挑戦するくらいのほうがスタイルも際立つはずです。Tシャツやカットソーと合わせて、ほんのりとツヤっぽいカジュアルスタイルを楽しんでみてください。
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