「自己肯定感」は「生きる力」。短所も含めて、自分を認められる心のこと


子育てで最も大切なことは、「子どもの自己肯定感を育てること」だと思っています。「自己肯定感っていうキーワード、聞き飽きた……」。と思われるかもしれませんが、実は誤解している方も多いので、本来の「自己肯定感」についてぜひお伝えしたいと思います。

自己肯定感とは、

「わたしは、わたしだから大丈夫」
「わたしは、必要とされている、愛されている」
「わたしは、わたしのことが好き」

と思える、丈夫な心です。

 

時々「自己肯定感の高い人って、自信満々な人のことでしょう?」と勘違いされる方もいるのですが、そうではありません。

自己肯定感とは、短所と思われる部分も含めて、ありのままの自分を認められる心の状態のことです。ですから、短所を認められないと、自分をよく見せようとして自信過剰に振る舞ってしまうのかもしれませんね。

自己肯定感が育つと、

① 新しいことに挑戦し学ぶ力
② 努力して壁を乗り越える力
③ 相手の気持ちを思いやれる力

が発揮されると言われています。これは生きる力そのものなので、とても大切です。