「いやなんか長いし」で終わっちゃうのはもったいない
はしも：韓国ドラマは字幕で見るので、その影響もあるかもしれないと思うんです。日本語だと「ながら見」できちゃうけど、画面に集中しないとみられないから、より入り込んで見られるというか。
アツミ：確かに。ドラマに対する「真剣度」が違いますよね。
はしも：僕は途中で集中が途切れるのが嫌なので、始まる前にちゃんとトイレに行って、見始めると携帯も触らないんですよ。
アツミ：私もトイレ行って、お茶も用意して、準備万端で見始めます。
はしも：ちょっとしたおつまみとかも用意して、集中して見る。だから楽しいのかもしれないですし。でも時には自分の好みと違う、ハズレかも？という作品もあるじゃないですか。そういう時のために、僕は「6話から見始めること」をお勧めしているんです。
アツミ：なるほど（笑）。
はしも：６話目からでも物語に十分追いつけるし、６話ってちょうどいろいろ起こってくる、面白くなってくる頃合いなんで。『スターウォーズ』を新シリーズから見てもわかるのと同じで、韓国ドラマは６話からでも大丈夫です。で、最後まで見て面白かったら、最初に戻ればいいんです！
アツミ：１話目を見れば、２～４話くらいまでは飛ばしてもよかったんじゃないか……と思う作品もありますが……６話とは（笑）。
はしも：いや実は「第１話の途中で挫折」っていう人も結構いるんですよ。だからいっそのこと６話から見ちゃってと。もったいないじゃないですか。絶対面白いのに「いやなんか長いし」で終わっちゃうの。「じゃあもう6話からでいいから、だまされたと思って」って。それでハマってくれた人もいるんで。
アツミ：まあ16話ものならそれでも残り10話あるし、日本のドラマよりぜんぜん長い（笑）。面白かったら、１話から見直してくれるだろうし。
はしも：そうなんです、そうなんです。あんまりこういう勧め方しちゃいけないのかもしれないですが（笑）。でもありですよ！ ありかもしれないですよ！
INFORMATION
『スクールゾーンはしもの 韓流あるある100』
1650円（世界文化社）
人気お笑いコンビ「スクールゾーン」はしも（橋本 稜）の初書籍。幼少期から慣れ親しんだ韓国文化の知識と、特技である韓国語を活かした「韓国あるある」は、SNSで瞬く間に話題を呼びました。今回は、その中から韓流ドラマ、ソウル、新大久保のネタをピックアップし、 写真と文章で1冊に！ 独自の感性が光る鋭い切り口に、時には笑ったり、大きく頷いたり……、はしもワールドを存分にお楽しみください。
『大人もハマる！韓国ドラマ 推しの50本』1760円（大月書店）
ハマる人続出！社会派サスペンス、壮大な歴史スペクタクル、SFにアクション、スリラー……近年、質量ともに世界を席巻している韓国ドラマ。恋愛やイケメンだけではない、大人が見る価値のある厳選50作をドラマ通が熱く紹介。
撮影／柏原力
取材・文／渥美志保
構成／坂口彩
「韓国ドラマあるある座談会「SNSでバズって思ったのは“隠れキリシタン”たちが一斉に声をあげたな！って」【スクールゾーンはしも×渥美志保】」＞＞
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